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ト・日 書店
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灰の箴言
暴力、贖罪における苦しみ、救済の探求
発行:松籟社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ26mm
重さ 450g
452ページ
並製
定価
4,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年3月15日
- 書店発売日
- 2025年4月7日
- 登録日
- 2025年3月17日
- 最終更新日
- 2025年3月24日
紹介
キリスト教における救済は、家族内暴力、子どもの性的虐待、人種差別、同性愛嫌悪、戦争の傷を沈黙させてきたのではないだろうか。フェミニスト神学による対話と探求。
目次
序章
第1部 レント―灰の季節
第1章 炎を避けて―レベッカの物語
第2章 喪失に取りつかれて―リタの物語
第2部 ペンテコステ―炎の季節
第3章 ティアマトの涙―レベッカの物語
第4章 わたしの手のなかの命―リタの物語
第3部 エピファニー―光の季節
第5章 祝福されなかった子ども―レベッカの物語
第6章 公現祭―リタの物語
最終章
参考文献
謝辞
訳者あとがき
前書きなど
「訳者あとがき」より
贖罪思想を一言で表すと、十字架上でのイエスの苦しみと死が人間にとっての救いである、という考えである。それがキリスト教の核心だと長年にわたり教会が教えてきたことである。だが、レベッカとリタは、伝統的な十字架理解を徹底的に批判した。単にその教えを批評するのではない。命を絶つことを願うほどのトラウマを抱え、それでも生きることを選ぶ過程で、そうせざるを得なかった十字架の神学の否定である。
上記内容は本書刊行時のものです。