.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
返品の考え方:
返品は常に承ります。
「世界」文学論序説
日本近現代の文学的変容
発行:松籟社
四六判
560ページ
上製
定価
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年1月31日
- 書店発売日
- 2025年2月14日
- 登録日
- 2025年1月22日
- 最終更新日
- 2025年3月4日
紹介
「世界」という言葉は、地理的な拡がりを意味するとともに、「世界観」の語が端的に示すように主観的意識も含意する。日本近現代文学の「世界」をめぐる展開をあとづけながら、近年の世界文学論流行のなかで見失われてしまった主観的・心的な「世界」という観点から考究する、新しい世界文学論。
目次
はじめに
第一章 「世界」文学試論──貧乏的世界文学の系譜と村上春樹
第二章 「世界」表象の歴史と近代小説の形成
第三章 近代文学の現象学的転回
第四章 感情移入の機制──他なる「世界」に生きる〈演技〉
第五章 小説家としての正岡子規──先駆する「写生」
第六章 現代文学と〈想像力〉の問題──村上春樹の場合
終章 「世界」の消滅のあとさき──〈経験的-計算論的二重体〉の時代に
上記内容は本書刊行時のものです。