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図書館・文化・社会 3
時代のなかの図書館・読書文化
発行:松籟社
A5判
280ページ
上製
価格
3,000円+税
- ISBN
- 978-4-87984-389-0
- Cコード
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C0030
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一般 単行本 社会科学総記
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年4月27日
- 書店発売日
- 2020年5月15日
- 登録日
- 2020年4月13日
- 最終更新日
- 2020年4月28日
紹介
1950年代のアメリカ、占領期や1970年代の日本、2000年以降の上海など、さまざまな時代的・社会的状況のもとでの図書館・読書文化をめぐる論考群。
シリーズ〈図書館・文化・社会〉第3巻。
目次
(吉田右子)
戦後初期公民館構想における図書館の位置づけに関する批判的再解釈:なぜ図書館と公民館は分離して語られてきたのか
(川崎良孝)
原則の遵守と公務員や市民としての義務との確執:『ラベリング声明』(1951年)と共産主義プロパガンダを中心にして
(杉山悦子)
1950年代の『実践国語』誌上における俗悪書論争:学校図書館の選書に対する国語科教員の異議申し立て
(塩見昇)
図書館法制をめぐる展開の考察
(拱佳蔚)
読書の推進と上海図書館講座
(金晶 著 呉桐 訳)
上海図書館国際交流処の歴史と展望
(中山愛理)
アメリカ南部における児童サービスとその空間:アトランタ・カーネギー図書館とニューオーリンズ公立図書館を中心にして
(福井佑介)
ピノキオ・コーナーの評価をめぐる理念と現実の確執:1970年代の「差別図書」問題と図書館の社会的責任
上記内容は本書刊行時のものです。