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精読という迷宮
アメリカ文学のメタリーディング
発行:松籟社
四六判
344ページ
上製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年9月20日
- 書店発売日
- 2019年10月11日
- 登録日
- 2019年9月25日
- 最終更新日
- 2019年10月8日
紹介
文学研究の基本と見なされている「精読」。
しかしそれがどんな営みなのか、共通理解は存在しない。
「精読」の名の下になされる多様な実践のありようを確認しつつ、
迷宮にあえて足を踏み入れ、その魅力を追求する。
目次
第一部 精読と間テクスト性
政治テクストと美学テクスト (高野泰志)
「手堅い現金」と「泡のごとき功名」─ ─ ホーソーンの創作と報酬 (中西佳世子)
「ヴァビーナの香り」の追加─ ─ 『征服されざる人々』における登場人物と作家の成長 (島貫香代子)
抒情する反逆者─ ─ 『オン・ザ・ロード』と白い音楽 (舌津智之)
第二部 精読を精読する
読むことと書くこととヘンリー・ジェイムズの『過去の感覚』 (竹井智子)
宙吊りの生に宿るネガティヴ・パワー─ ─ ベン・ラーナー『アトーチャ駅を後にして』を散文詩として読む可能性 (吉田恭子)
ある黒人の「文字通り」な抵抗─ ─ ジェシー・レドモン・フォーセットの「エミー」 (杉森雅美)
The Nickel Was for the Movies─ ─ フィッツジェラルド『ラスト・タイクーン』の一場面をめぐって (森慎一郎)
第三部 精読と文学教育
英語文学専攻と精読指導─ ─ アメリカの高等教育 (杉森雅美)
パワーポイントのない風景─ ─ 文学的な精読を考える (伊藤聡子)
上記内容は本書刊行時のものです。