版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
アカシアは花咲く デボラ・フォーゲル(著) - 松籟社
.
東欧の想像力 15

アカシアは花咲く モンタージュ

発行:松籟社
四六判
220ページ
上製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-87984-371-5
Cコード
C0397
一般 全集・双書 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年12月28日
書店発売日
登録日
2018年12月19日
最終更新日
2019年1月8日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

今世紀に入ってから再発見され、世界のモダニズム地図を書き換える存在として近年注目を集める戦間期ポーランドの作家・詩人デボラ・フォーゲル。その短編集『アカシアは花咲く』と、イディッシュ語で発表された短編3作を併載。同時代の作家ブルーノ・シュルツによる書評も収めた。

著者プロフィール

デボラ・フォーゲル  (デボラ フォーゲル)  (

オーストリア領ガリツィア(現ウクライナ西部国境地帯)の町ブルシュティンで同化ユダヤ人の家庭に生まれる。家庭ではドイツ語とポーランド語を話したが、のちにイディッシュ語を学び、執筆言語に選択した。独立ポーランド領に入った一帯の中心都市リヴィウで教職に就き、心理学と文学を教えるかたわら、当地のイディッシュ語作家や若手前衛画家たちと交流し、文学や美術に関するエッセイ、美術展評を発表。またブルーノ・シュルツと親交を結び、彼の第一短編集『肉桂色の店』成立に大きな影響を与える。1930年代に二冊のイディッシュ語詩集を刊行、1935年にはまずイディッシュ語で、翌年にポーランド語で『アカシアは花咲く』を刊行した。その後は作品発表の場をニューヨークのイディッシュ語文芸誌に移し、モダニズム文学の最前線に参加する。1941年に独ソ戦が勃発、リヴィウがナチス・ドイツに占領され、ユダヤ人ゲットーに強制移住させられる。1942年8月、ゲットー内で行われたユダヤ人一掃作戦により、母、夫、息子とともに射殺された。

加藤 有子  (カトウ アリコ)  (

1975年、秋田県生まれ。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程単位取得退学。博士(学術)。
現在、名古屋外国語大学外国語学部准教授。専門はポーランド文学・文化、表象文化論。
著書に『ブルーノ・シュルツ─目から手へ』(水声社、第4回表象文化論学会賞)、『ブルーノ・シュルツの世界』(編著、成文社)、 訳書に、ゾフィア・ナウコフスカ『メダリオン』(松籟社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。