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『ファウスト』における「夾雑」的場面
バロック文学から眺めたゲーテの文学
発行:松籟社
四六判
240ページ
上製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年3月
- 書店発売日
- 2017年4月14日
- 登録日
- 2017年3月30日
- 最終更新日
- 2017年6月15日
紹介
絶対王政からフランス革命を経て保守反動体制へと、社会が目まぐるしく展開していく時代を見つめながら自らの作品を紡いでいったゲーテ。
その創作姿勢には、同じく激動の時代であった一七世紀、バロック時代の芸術の方法に通底する何かがあるのではないか――
代表作『ファウスト』を、従来、ゲーテと絡めて論じられることが少なかった「バロック」という観点から再考する。
目次
序論──本研究の目的と方法
第一部 ゲーテとバロック文学の「関わり」
第一章 「バロック」概観
第二章 一八世紀の文学理論及びゲーテにおける「バロック」受容
第三章 「ゲーテとバロック文学」に関する先行研究
第二部 『ファウスト』分析
第四章 第一部「ワルプルギスの夜の夢」における政治家たちの場面
第五章 第二部第一幕における仮装舞踏会の場面
第六章 第二部第四幕におけるアレクサンドリーナー詩型場面
結論
上記内容は本書刊行時のものです。