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ト・日 書店
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ベルギーを〈視る〉
テクスト―視覚―聴覚
発行:松籟社
A5判
184ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年11月
- 書店発売日
- 2016年11月30日
- 登録日
- 2016年11月10日
- 最終更新日
- 2016年11月22日
紹介
ヨーロッパの縮図と言われる国、ベルギー。
ゲルマンとラテンの文化が拮抗するこの国で、芸術はそのアイデンティティーをいかに探ってきたか。
言語圏の垣根を越えたアプローチが可能な「視覚」の芸術を媒介項に、分野を横断した論考群でベルギー文化の独自性に迫る。
全言語圏を視野に入れてベルギーの芸術を論じ、人文学を中心とした新たな学術領域「ベルギー学」の構築を目指す。
目次
始めに (三田順)
1 マーテルランクと絵画─『幼児虐殺』を通してフランドル性を〈視る〉─ (岩本和子)
2 ベルギーにおける「現実的幻想」の系譜─文学と絵画における「ベルギー的」美学の源泉を求めて─ (三田順)
3 1920年代末のポール・ヌジェとルネ・マグリットによるイメージ論─「孤立」をめぐって─ (吹田映子)
4 インファンスの絵画 ミショーとドゥルーズ (田母神顯二郎)
5 アニメーションにおける幻想の系譜─ラウル・セルヴェの「抵抗」について (的場寿光)
6 C'est si loin mais ici─アンドレ・デルヴォーの映画を聴く (武村知子)
上記内容は本書刊行時のものです。