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境界の作家 ダニロ・キシュ
発行:松籟社
四六判
368ページ
上製
定価
4,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2010年2月
- 書店発売日
- 2010年2月25日
- 登録日
- 2010年3月2日
- 最終更新日
- 2021年2月26日
目次
序 章 ダニロ・キシュ─生涯と作品
1.「ユーゴスラヴィア文学」とキシュ
2.人生、文学
3.「不安を生み出す差異」
4.本書について
第一部 初期作品―原点の創作
第一章 『屋根裏部屋』
1.構成
2.「愛の歌」
3.小説の小説
4.詩と小説のはざまで
第二章 『詩篇四四』
1.構成
2.「意識の流れ」と「記録文学」
3.隠された主題
4.ユダヤという刻印
第二部 中期作品─自伝的三部作
第三章 『若き日の哀しみ』
1.構成
2.父親像─不在の存在感
3.母親像─「肯定的な人物像」
4.記憶の詩化
第四章 『庭、灰』
1.母親像─生のなかの死
2.父親像─死のなかの生
3.「郷愁の集い」
4.生と死と
第五章 『砂時計』
1.構成
2.語りの拒絶の手法
3.主人公
4.世界の書物
第三部 後期作品─短篇小説
第六章 『ボリス・ダヴィドヴィチの墓』
1.「コシャヴァ」が吹き荒れるなかで
2.『ボリス・ダヴィドヴィチの墓』
3.記録と創作
第七章 『死者の百科事典』
1.構成
2.知的抒情─「死者の百科事典」
3.恋物語と文学批評─「赤いレーニン切手」
4.語る女たち
第八章 「自由亡命」という選択
1.未完の短篇「アパトリッド」
2.キシュと「中央ヨーロッパ」
3.故国のない男─「ユーゴスラヴィア」から「中央ヨーロッパ」へ
終 章 境界の作家 ダニロ・キシュ
上記内容は本書刊行時のものです。