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黒い大西洋と知識人の現在
発行:松籟社
四六判
272ページ
並製
定価
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年6月
- 書店発売日
- 2009年6月18日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
書評掲載情報
2009-10-18 | 毎日新聞 |
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紹介
本書には、『ブラック・アトランティック』の著者のポール・ギルロイ氏、『ランシエール』の著者の市田良彦氏、そして『ポスト・コロニアリズム』の著者の本橋哲也氏の3 氏の間で繰り広げられた、「文化」をめぐる先鋭的な議論(神戸大学でのシンポジウムをもとに構成)と、ギルロイ氏へのインタビュー(フランスのムーヴメント誌より訳出)、編者の小笠原博毅氏による解説を収録。インタビューでは、『ブラック・アトランティック』以降の自らの仕事を振り返りながら、ギルロイ氏自身が「黒い大西洋」という概念の限界に言及し、解説では全体の内容を受けて、「文化」に依拠すること、「黒い大西洋」の現在での意義について考察が加えられます。
目次
まえがき
Ⅰ 黒い大西洋からの声
〈知識人は存在しない〉あるいは思考としてのミメーシスについて(市田良彦)
文明主義に抗う(ポール・ギルロイ 小笠原博毅訳)
オリエンタリズムと知識人の位相――文化研究と批評理論の壁は崩壊したか(本橋哲也)
ディスカッション 音楽とコンヴィヴィアリティ――文化政治は終わったのか? (市田良彦+ポール・ギルロイ+本橋哲也(司会:小笠原博毅))
Ⅱ 黒い大西洋、再び
インタビュー 黒い大西洋からポストコロニアルなメランコリーへ(ポール・ギルロイ+ジム・コーエン+ジァド・ランガール(箱田徹訳))
解説 海流という〈普遍〉を航海するポール・ギルロイ(小笠原博毅)
あとがきという名の謝辞
索引
上記内容は本書刊行時のものです。