書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
笑いの科学
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2008年5月
- 書店発売日
- 2008年5月30日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2022年2月15日
紹介
人はなぜ笑うのか? 笑いは人に何をもたらすのか?──この本質的な問いにこたえるべく、脳科学・心理学・生理学・社会学・教育学・文学にいたる、多様な分野の叡智を結集。笑いを総合的に科学し、笑いの意義を根底から考える、笑いの科学研究誌です。
創刊号特集では、DLM(横隔膜式笑い測定機)の最新情報を報告します。マスメディアで大いに取り上げられ、いちやく有名になった「笑いの単位=aH(アッハ)」と笑い測定機の原理を、提唱者・木村洋二(関西大学教授)研究チームが解説します。
目次
【特集】笑いを肚から科学する―DLM(横隔膜式笑い測定機)報告―
・“aH”プロジェクト宣言 木村洋二
・笑い測定機の冒険 木村洋二・池信敬子・板村英典・降旗真司
・おかしみの発生時における剣状突起の筋電位反応 木俣肇・板村英典・池信敬子・降旗真司・木村洋二
・VISIBLE LAUGHTER 森田亜矢子
・〈特別読物〉笑いと横隔膜の〈肝心要〉の関係 野澤孝司
【論考】
・笑いとユーモアの脳科学分野における研究動向 野澤孝司
・心理学におけるユーモア研究 森田亜矢子
・「潜在的笑い力」について 井上宏
・笑いとユーモアの科学 中島英雄
・アトピー性皮膚炎と、環境ストレスと、笑い 木俣肇
・笑いが認知機能に及ぼす短期的効果 広崎真弓
・文学に於ける笑い 羽鳥徹哉
・「うたって笑って~狂言研究入門~」記録 関屋俊彦
・会話から生じる笑いとビジネス・コミュニケーションのユーモア 大島希巳江
・グローバルな運動におけるユーモアの潮流 渡邊太
・漫才におけるユーモアの3項関係モデルをめざして ティル・ワインガートナー
・「笑い」と「世論」形成に関する理論的考察 板村英典
・〈投稿論文〉Aha, haha and Aho 雨宮俊彦
【連載】
・〈笑いの思想史〉古代ギリシアにおけるくすぐりの科学 森下伸也
・〈世界のユーモア・ジョーク〉アフリカン・アメリカンのユーモアと笑いの伝統 安部剛
・〈日本の笑い祭り〉酔笑人(えようど)神事 森下伸也
・〈笑い研究最前線〉 Michael J. Apter / Rod Martin
・〈世界のユーモア教育事情〉カナダ、西オンタリオ大学 ロッド・マーティン博士の「ユーモア心理学」講座 安部剛
【コラム】
・「21世紀型大道芸人は出現するか!? ~空想・メディア援用腹話術~」 北垣郁雄
・「笑いとターミナルケア」 柏木哲夫
・「ユーモアコンサルタントという仕事」 矢野宗宏
・「関西の子どもとお笑い」 原坂一郎
上記内容は本書刊行時のものです。