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ト・日 書店
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翻訳行為と異文化間コミュニケーション
機能主義的翻訳理論の諸相
発行:松籟社
四六判
176ページ
上製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2007年12月
- 書店発売日
- 2008年1月11日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
翻訳とは、異なる言語・文化間でコミュニケーションを成功させようとする営為である。翻訳を介したコミュニケーションが量的に増え、質的に多様になっているこんにち、翻訳のあり方も極めて多様化している。本書は、翻訳の場における3つの要素、「言語差」「文化差」「コミュニケーション状況」のそれぞれに即して、具体的な翻訳テキスト(村上春樹・よしもとばななの原文と英訳・ドイツ語訳など)を分析。多様化する翻訳のありかたを、理論的にとらえることをめざす。
目次
第1章 序論:翻訳と異文化間コミュニケーション
第2章 機能主義的翻訳理論の展開
第3章 翻訳の多様性の検証:固有名詞の翻訳方法について―グリム童話他の事例から―
第4章 言語差が翻訳に与える影響:単数形か複数形か―明示化概念を用いて―
第5章 文化差が翻訳に与える影響:訳者注を手がかりにして―『キッチン』他の日独英比較―
第6章 コミュニケーション状況が翻訳に与える影響:映像翻訳を例に
第7章 機能主義的翻訳理論の応用:評価分析のための方法―文学テクストの翻訳にみる異文化コミュニケーション行為―
第8章 結論:自由と束縛
上記内容は本書刊行時のものです。