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見沼の龍神と女神
発行:さきたま出版会
四六判
縦187mm
横130mm
厚さ9mm
重さ 300g
182ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2023年3月
- 書店発売日
- 2023年3月20日
- 登録日
- 2023年2月17日
- 最終更新日
- 2023年2月17日
紹介
埼玉県南に今も広大な自然が残る見沼田んぼ。
見沼は、有史以前より、海から湖沼へ、時に貯水機能の場として、近世においては、実り多き田畑として、形を変えながらも、大宮台地の人々の暮らしと深く結びついてきた。
生活の場としての見沼、畏怖の対象としての見沼。そこに信仰がはじまり、伝説が生まれる。
本書は、見沼の歴史をひもときながら、なぜ女神(弁財天)信仰が見沼に広まったのか、
また、どのようにして龍神伝説が生まれたのかを考察する。
目次
序章 見沼の歴史と伝説の謎
第1節 見沼の伝説の想貌と特徴
第2節 見沼溜井の時代 ー関東代官伊奈氏による見沼開発
第3節 見沼に蓮を作らいない伝説
第1章 見沼の龍神と新田開発
第1節 見沼と釘付け龍の伝説
第2節 関東代官伊奈氏と龍神
第3節 見沼の主の引越し
第2章 見沼の龍神と氷川信仰
第1節 見沼の氷川信仰
第2節 氷川女體神社と女神信仰
第3節 御船祭の変遷
第3章 見沼の弁財天信仰
第1節 見沼地域周辺の弁財天信仰の諸相
第2節 「見沼の七弁天」考
第3節 見沼の龍神と弁財天社縁起
第4章 見沼周辺の諸信仰
第1節 新秩父三十四観音霊場 ー見沼を望む地方巡礼ー
第2節 見沼の浅間信仰
結語 見沼の女神信仰
上記内容は本書刊行時のものです。