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少年に付き添う人 野口善國(著) - 現代人文社
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少年に付き添う人 (ショウネンニツキソウヒト) 「愛された体験」が少年を変える 少年法と付添人の記録 (アイサレタケイケンガショウネンヲカエル ショウネンホウトツキソイニンノキロク)

社会科学
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発行:現代人文社
四六判 右開き
316ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-87798-880-7   COPY
ISBN 13
9784877988807   COPY
ISBN 10h
4-87798-880-7   COPY
ISBN 10
4877988807   COPY
出版者記号
87798   COPY
Cコード
C2023  
2:実用 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年4月15日
書店発売日
登録日
2025年3月27日
最終更新日
2025年4月16日
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紹介

少年のためには、何者をも怖れず、何ごとをも惜しまず

著者は、神戸連続児童殺傷事件、姫路タクシー運転手強盗殺人事件といった著名な少年事件を担当するだけでなく、「すべての少年に更生の可能性がある」と考え、60年間でのべ300人の少年を見守ってきた。
著者のこれまでの付添人活動の事例を紹介しながら、子どもに付き添うにあったて何を考え、どのように少年に接してきたのか、その結果として少年にどのような変化があったのか、奏功したのはどういった点だったのか、失敗点はどこにあるのか、を分析する。非行少年にどのように接するべきかと考え悩む読者に豊富な事例と分析から気づきを、そして、少年法の問題点を分析し、非行少年の更生に関わる者として忘れてはならない姿勢を提供する。

目次

第1部 どんな子も変われる――少年たちの実像
第1章 心に残る少年たち
第2章 神戸連続児童殺傷事件
第3章 タクシー運転手強殺事件――虐待のはて

第2部 付添人という仕事――少年法を実現する付添人活動
第1章 付添人は何をなすべきか
第2章 守ろう少年法
第3章 少年法の変遷
第4章 少年法「改正」の結果
第5章 少年に対する厳罰論について
第6章 少年法に未来はあるか
Column
リンゴはリンゴの力で育つ
小柄な先生の大きな背中――元少年から見た野口弁護士の活動①
先生のくれた、心の余白――元少年から見た野口弁護士の活動②
儲からなくてもやりたいこと――O事務員から見た野口弁護士の活動
少年と、事件と、ひたすら向き合う――秋山侑平弁護士から見た野口弁護士の活動
未来への架け橋――羽柴修弁護士から見た野口弁護士の活動

著者プロフィール

野口善國  (ノグチヨシクニ)  (

野口善國(のぐち・よしくに)
弁護士(兵庫県弁護士会)。1970年東京大学法学部卒。卒業後は刑務官として法務省矯正局で働く。1980年に弁護士登録、矯正局時代の経験を活かして少年事件を多く担当。神戸連続児童殺傷事件の弁護団長を務める。著作に『歌を忘れたカナリヤたち』(共同通信社、2005年)、『それでも少年を罰しますか』(共同通信社、1998年)等。

上記内容は本書刊行時のものです。