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一葉以後の女性表現 : 文体・メディア・ジェンダー
発行:翰林書房
縦220mm
335, 9ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年11月
- 登録日
- 2016年3月10日
- 最終更新日
- 2016年3月10日
紹介
晶子、らいてう、俊子、花世、野枝…ポスト一葉への模索とは何であったのか。「女性表現」史のパイオニアが再び、指し示す文学研究の新しい地平。
目次
1 メディアの時代(第一次『明星』誌上の与謝野晶子-リテラシーとジェンダーの観点から
文体のジェンダー-『青鞜』創刊号の晶子・俊子・らいてう
「新らしい女」の生成と挫折-メディアを駆け抜ける生田花世 ほか)
2 「一葉」というハードル(「円窓」からの発信-初期らいてうの軌跡
文体の端境期を生きる-新聞小説「袖頭巾」までの田村俊子
「没後」の一葉姉妹 ほか)
3 明治から読む『源氏物語』(「暗夜」の相互テクスト性再考
紅葉「多情多恨」をめぐる言説空間-伏流する『源氏物語』
生成される本文-与謝野晶子『新訳源氏物語』をめぐる問題系 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。