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南京市民はいま、日本をどうみているか
発行:草の根出版会
縦210mm
231ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年7月
- 登録日
- 2019年6月3日
- 最終更新日
- 2019年6月3日
紹介
年齢93歳の南京事件の体験者から22歳の大学生まで、職業や生活体験、経歴のそれぞれ違う44人(男性19人、女性25人)の歴史から現実にいたる考えを如実に記録した現在の南京市民の日本観。
目次
日本といえば、やはり中国を侵略した国ということだ
南京は大虐殺の地であり、もっとも日本を恨んでいる
被害者である中国人は、いまの日本政府に失望している
日本人にもいい人はいるが、一世代上の人は悪すぎた
これからの人たちの平和のために、必要なのは交流
日本は複雑な国で、民族性は外見は強いが内心は弱い
日本のイメージは桜とつながっていて、美しさは雲のよう
日本の技術者の仕事に対する熱心さに敬服する
多くの日本人が謝罪という形で戦争に反対する姿に感動
今の中国社会は、「日本マニア」に偏見を抱いている
国内の「日本マニア」は、日本の文化に盲従している
日本はアジアの一部、だが彼らは欧米と見なしている
中日両国の青年は、もっと交流しなければ壁は越せない
同種同文というが、両国の社会文化は大きく異なる
両国は、ともに相手に対する認識の上での誤解がある
日本に長く滞在すればするほど、この国がわからなくなる
都市史の研究で南京城を調査、虐殺は計画的といえる
歴史学者は南京市民として客観的に歴史と現実をみる
上記内容は本書刊行時のものです。