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川勝先生の初等中等理科教育法講義
巻次:第2巻
科学リテラシー教育への道
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年2月
- 書店発売日
- 2016年3月7日
- 登録日
- 2016年2月5日
- 最終更新日
- 2016年3月11日
紹介
■「理科離れ」、それは各国共通の悩みであった。つい最近まで日本の理科教育は、ある意味、世界の注目するところであった。しかし現在、世界の理科教育は大きく変貌し、その構図は日本を乗り越えつつある。本書は理科教育者はいま何をなすべきか、どんなカリキュラムを組むべきか、到達目標をどう立てるべきかなどを提案。世界をリードする理科教育法を切り開いてきた著者による、具体的な教育法講義である。
目次
目 次
第3 章 よいカリキュラムとその評価基準
第7 講 方向目標はあるか
なんのためのカリキュラム改革か
植民地型教育からの転換
方向目標をもったカリキュラム
方向目標をみつける
第8 講 到達目標の展開は適切か
到達目標を配置する
到達目標と方向目標との、のぼりおり
到達目標群で領域をカバーする
イメージの方向目標との、のぼりおり
第9 講 問題実験群が認識ののぼりおり構造をなしているか
KIGY の原則
到達目標にのぼりおり
のぼりおりできる知識の構造をつくる
科学と魔術の違い
第4 章 判断力育成への道
第10 講 探究活動の原点
まずは小さな自由研究から
自然観に関わる実験
自分の小さな疑問
学生が参加するこども科学ひろば
お母さんたちの小さな大発見
科学リテラシーの時代の知のネットワーク
第11 講 探究活動
ある学生の研究が教科書の記述を塗り替えた話
エネルギー効率の新計算
英国での探究活動
日本での探究活動
第12 講 科学リテラシーから見た日本理科教育略史
明治初期の科学教育
学制の理想への奮闘
ゆとり教育までの戦後理科教育略史
科学リテラシー教育への国際的模索
日本における理科教育のダッチロール
批判的基礎教育としての科学リテラシー
科学リテラシーの時代の知の判断力
付録1 世界が変わった30 年と私
京都大学基礎物理学研究所・特別講演
2008 年8月9 日
付録2 21 世紀の科学技術を考える
仁科芳雄記念財団・第7 回記念講演
1999 年12 月6日
上記内容は本書刊行時のものです。