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地球外生物学 倉谷 滋(著/文) - 工作舎
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地球外生物学

発行:工作舎
四六判
240ページ
定価 2,000円+税
ISBN
9784875025153
Cコード
C1040
教養 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年11月
書店発売日
登録日
2019年10月16日
最終更新日
2019年10月30日
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紹介

「エイリアン」は植物か? 地球外生物の謎に挑む。

進化とは一種の世界、もしくはパラレルワールドを作る実験である--。
エイリアン、物体X、ソラリスの海、ウルトラ宇宙怪獣…
SF映画・小説などに登場する地球外生物の生態を、
進化発生学者が生物学的視点から考察する。

〈目次より〉
第1章「ギーガー種」の進化と逸脱--映画『エイリアン』の生物学的事情
第2章 超(ウルトラ)系宇宙生物群--地球外来種とその生存戦略
第3章 地球外文明論--映画の中の異星生命

目次

はじめに--地球外生物を考える

第1章「ギーガー種」の進化と逸脱--映画『エイリアン』の生物学的事情
1.エイリアンの生物学
 ホラーの品格
 生物学的分析の試み
2.「エイリアン世界」とその変貌
 不条理の中身
 恐怖の生物学
 『プロメテウス』の問題
 「アース」が生んだ世界観
3.エイリアンの生活史と社会性
 生活史の起源
 クイーン・エイリアンへの道
4.エイリアンのボディプラン進化
 二つのボディプラン
 エイリアンの「肢」

第2章 超(ウルトラ)系宇宙生物群--地球外来種とその生存戦略
1.ナメゴンと火星人[火星には軟体動物が似合う]
2.ボスタング[軟骨魚類との類似と差異]
3.バルンガ[恒星を喰う胞胚]
4.ケムール人の周辺[異星と異界の生命原理]
5.ガラモンとセミ人間[脊椎動物と昆虫の微妙な関係]
6.バルタン星人[生態学的地位への脅威]
7.ギャンゴとガヴァドン[形態形成の因果論と目的論]
 付論3「トリフィド」の栄光
8.スカイドンとシーボーズ[落ちてきたもの]
9.クール星人[宇宙人における「頭部」の問題]
10.ピット星人[宇宙人における「着衣」の問題]

第3章 地球外文明論--映画の中の異星生命
1.物体X[常軌を逸した形態形成能]
2.岩石生物[もう一つのヘッケルの夢]
3.宇宙の単細胞生物[「適応の谷」の手前で]
4.『エイリアン』と『ライフ』の狭間[重力制御か光速移動か]
5.『2001年宇宙の旅』から『コンタクト』へ[そして『インターステラー』]
6.レイ・ハリーハウゼンと宇宙SF[ヴィクトリア朝的展開]
7.ソラリスの海[幸福な思考停止]
8.『テンペスト』に世界を見る[酒呑童子から『スター・ウォーズ』へ]
 プロスペロの子供たち
 構造の分析
 テクストを拘束するもの
9.『吸血鬼ゴケミドロ』について[寄生の本質]
 付論4 整体師宇宙人仮説

あとがき--プラネタリウムとしての宇宙SF

著者プロフィール

倉谷 滋  (クラタニ シゲル)  (著/文

1958年、大阪府出身。京都大学大学院博士課程修了、理学博士。
米国ジョージア大学、ベイラー医科大学への留学の後、熊本大学医学助教授、
岡山大学理学部教授を経て、現在、理化学研究所主任研究員。
主な研究テーマは、「脊椎動物頭部の起源と進化」、
「カメの甲をもたらした発生プログラムの進化」、「脊椎動物筋骨格系の進化」など。
主な編著書に『岩波 生物学辞典 第5版』(共編)岩波書店(2013)、『形態学 形づくりにみる動物進化のシナリオ』丸善出版(2015)、
『分節幻想』工作舎(2016)、『新版 動物進化形態学』東京大学出版会(2017)、『ゴジラ幻論』工作舎(2017)、
『進化する形 進化発生学入門』講談社現代新書(2019)、『怪獣生物学入門』集英社インターナショナル新書(2019)、
訳書にB・K・ホール『進化発生学―ボディプランと動物の起源』工作舎(2001)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。