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うたうソルフェージュ 木許 隆(監修) - 圭文社
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うたうソルフェージュ (ウタウソルフェージュ) 教員養成課程・保育士養成課程のための (キョウインヨウセイカテイホイクシヨウセイカテイノタメノ)

教育
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発行:圭文社
B5判
76ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-87446-093-1   COPY
ISBN 13
9784874460931   COPY
ISBN 10h
4-87446-093-3   COPY
ISBN 10
4874460933   COPY
出版者記号
87446   COPY
Cコード
C1037  
1:教養 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年3月1日
書店発売日
登録日
2024年1月20日
最終更新日
2024年4月4日
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紹介

子どもにうたい聴かせることができる教員養成や保育士養成を叶えるため、
視唱、楽典、リズム、和声の各分野を横断的に学習、また、うたうときにおこる「下行音程のぶら下がり」にも着目し、ソルフェージュの歴史的な背景を学び、発声や発音の基礎、身体の使いかた、読譜とリズム、音程、うたいかた、和声へと順をおって発展させて基礎的なソルフェージュの力の習得をめざします。

《主要目次》
第1章 ソルフェージュと音楽教育
第2章 声と言葉
第3章 しなやかな身体をつくる
第4章 楽譜を読む
第5章 インターバル(導入編)
第6章 ハーモニー
第7章 インターバル(応用編)
第8章 うたいかたの練習
第9章 総合練習
第10 章 ソルフェージュに関する音楽用語

目次

第1章 ソルフェージュと音楽教育
1.ソルフェージュ
2.ソルフェージュの歴史
3.ソルフェージュの基礎をつくった音楽教育者
(1)P.F. トージ(Pier Francesco Tosi:1653-1732)
(2)M. ボルドーニ(Giulio Marco Bordogni:1789-1856)
(3)P. コンコーネ(Paolo Giuseppe Gioacchino Concone:1801-1861)
(4)H. パノフカ(Heinrich Panofka:1807-1887)
(5)M. マルケージ(Mathilde Marchesi:1821-1913)
(6)F. ヴュルナー(Franz Wüllner:1832-1902)
4.現代の音楽教育者とその教育
(1)E. ダルクローズとリトミック
(2)Z. コダーイとコダーイ・メソッド(コダーイ・システム)
(3)C. オルフとムジカ・ポエティカ
(4)R.M. シェーファーとサウンド・スケープ
5.日本の音楽教育
(1)教科教育としての音楽教育
(2)専門教育としての音楽教育
第2章 声と言葉
1.声帯の発達と言葉の獲得
2.乳幼児期の言葉
3.擬音語
4.子どもの声域の変化
5.変声期(声がわり)
6.さまざまな声を探す
第3章 しなやかな身体をつくる
1.身体部位の重さを知る
2.しなやかな身体をつくる実践
(1)座って重さを感じる
(2)あお向けになって重さを感じる
(3)関節を回す
3.うたう身体をつくる実践
(1)オランウータンをまねる
(2)横隔膜を確認する
(3)支えを確認する
4.身体で表現する実践
(1)プレゼント
(2)ひとやすみ
(3)心をひらく
5.響きをつくる実践
(1)ハミング
(2)“ S ” と “ Z ”
(3)リップロール
第4章 楽譜を読む
1.楽譜の役目
2.楽譜の歴史
3.三要素を楽譜にする
4.楽譜を読む基礎
(1)拍を感じる
(2)拍子を感じる
(3)拍子記号
(4)音符と休符
(5)リズムを読む
(6)音部記号
(7)音の高さを知る
第5章 インターバル(導入編)
1.絶対音感と相対音感
2.固定ド唱法と移動ド唱法
3.身体の状態を確認する
4.インターバルの実践
(1)短2度
(2)長2度
(3)短3度
(4)長3度
第6章 ハーモニー
1.ハーモニー
2.ハーモニーの実践
(1)長三和音
(2)短三和音
(3)増三和音
(4)減三和音
第7章 インターバル(応用編)
1.単音程と複音程
2.インターバルの実践
(1)完全4度
(2)完全5度
(3)完全8度
3.さまざまなインターバルを感じる実践
(1)完全4度と完全5度
(2)長三和音
(3)短三和音
第8章 うたいかたの練習
1.発声の指導
2.発声を確認する
(1)自然な姿勢をつくる
(2)自然な呼吸と深い呼吸
(3)自然な響きをつくる
3.母音と子音の発音.
(1)母音
(2)子音
4.発声の実践.
(1)ロングトーン
(2)声の響きを保つ
5.うたいかたの実践
(1)2/4 拍子
(2)3/4 拍子
(3)4/4 拍子
(4)6/8 拍子
6.さまざまな表現方法
(1)ヴォカリーズ
(2)ア・カペラ
(3)ゴスペル
(4)スキャット
(5)ドゥ・ワップ
第9章 総合練習
1.ウォーミング・アップ
(1)ハーモニーの実践(第6章)を応用して
(2)ロングトーン(第8章)を応用して
2.コールユーブンゲン 6 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
3.コールユーブンゲン 9 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
4.コールユーブンゲン 17 番(c) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
5.コールユーブンゲン 19 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
6.コールユーブンゲン 26 番(d) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
7.コールユーブンゲン 28 番(b) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
8.コールユーブンゲン 33 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
9.コールユーブンゲン 37 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
10.コールユーブンゲン 31 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
11.コールユーブンゲン 39 番(e) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
12.コールユーブンゲン 41 番(a) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
13.コールユーブンゲン 43 番(d) F. ヴュルナー(伴奏:平井康三郎)
14.50 の練習曲1番 G. コンコーネ(木許 隆 編)
15.24 の易しいヴォカリーズ1番 M. ボルドーニ(木許 隆 編)
16.24 の前進的なヴォカリーズ1番 H. パノフカ(木許 隆 編)
17.24 のヴォカリーズ 2 番 M. マルケージ(木許 隆 編)
第10 章 ソルフェージュに関する音楽用語
1.音楽理論
2.読譜
3.初見視唱と初見視奏
4.聴音
5.聴音分析
6.音程
7.転回音程
8.全音階的音程と半音階的音程
9.和声と即興

前書きなど

ソルフェージュの歴史は古く、17 世紀中頃には、イタリアの音楽家たちが「うたいかた」を研究し、その練習曲として作曲されたものを教則本として出版していました。そして、19 世紀後半には、音楽の基礎教育としてソルフェージュが確立されました。また、フランスやベルギーでは、音楽の専門教育を受ける前段階として扱われるようになりました。これらの流れをふまえ、パリ国立高等音楽院(Conservatoire national supérieur de musique de Paris)で長らく指導された O. ガルテンローブ(Odette Gartenlaub:1922-2014)女史は、「基礎教育として行っているソルフェージュと、楽譜を正確に読み取り表現することが、なかなか結びつかない」といっています。これは、基礎(知識)と応用(実践)の関連性をよく考え、横断的な教育を考えるための示唆ではないかと考えます。日本で教育されている「ソルフェージュ」の内容は、フランスで行われてきた教育内容を移入したものです。そして、視唱、聴音、楽典、リズム、和声の各分野を分離して教育しています。この方法は、これから音楽の専門教育を受けるかたにとって有効な手段かも知れません。しかし、教員養成課程や保育士養成課程の学生に、この方法が有効であるかを見きわめなければならないと考えました。
本書を執筆するにあたり、筆者たちは、「子どもにうたい聴かせることができる」という観点に主眼をおき、視唱、楽典、リズム、和声の各分野を横断的に学習できないかと考えました。また、うたうときにおこる「下行音程のぶら下がり」にも着目しました。そこで、ソルフェージュの歴史的な背景を学び、発声や発音の基礎、身体のいかた、読譜とリズム、音程、うたいかた、和声へと順をおって発展させることができれば、基礎的なソルフェージュの力を習得できるのではないかと考えました。本書を用いて、少しでも新しいかたちの「ソルフェージュ」を体感していただければ幸甚です。また、子どもにうたい聴かせることができる教員養成や保育士養成が 叶うことを願ってやみません。

2024 年 春 編著者一同

著者プロフィール

木許 隆  (キモト タカシ)  (監修

Hochschule für Musik und darstellende Kunst in Wienマスタークラス修了。現在、岐阜聖徳学園大学短期大学部准教授、名古屋芸術大学大学院人間発達学研究科非常勤講師、全国大学音楽教育学会、日本音楽表現学会、日本保育者養成教育学会各会員。研究は、子どもの音楽的な表現活動、指揮法、打楽器のオーケストレーションについて行っている。著書に『うたのレパートリー(単著,圭文社,2021)』、『初級ピアノ・テイニック速習ステップス(監修,音楽之友社,2014)』などがある。

磯部 澄葉  (イソベ スミハ)  (編著

金城学院大学大学院人間生活学研究科修了。現在、金城学院大学准教授、日本音楽教育学会、日本保育学会各会員。論文に「保育者養成課程における音楽制作Ⅱ-楽譜作成を通した読譜力の育成-(単著,金城学院大学論集人文科学編15(2),2019)」、「幼稚園教育要領改訂による領域「表現」に関する研究Ⅰ-保育者養成課程における音楽劇の制作および保育現場での実践を通して-(単著,金城学院大学論集人文科学編17(2),2021)」などがある。

小見山 純一  (コミヤマ ジュンイチ)  (編著

愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修了。現在、岐阜聖徳学園大学准教授、全国大学音楽教育学会、日本音楽表現学会各会員。ソロアルバムに「Fantaisie ~ショパン・リスト名曲集~(単独,フロレスタン,2022)」、著書に『読める、弾ける、歌える 楽典&ドリル~小学校歌唱共通教材~(共著,三恵社,2017)論文に「小学校教員養成課程における音楽系科目の指導内容(単著,岐阜聖徳学園大学教育実践科学研究センター紀要第16号,2017)」などがある。

武田 恵美  (タケダ メグミ)  (編著

名古屋音楽大学大学院音楽研究科修了。現在、北陸学院大学専任講師、全国大学音楽教育学会会員。研究は、保育者・教員養成におけるピアノ初級者への指導法、ピアノ初級者のための教則本について行っている。著書に『コードネームとリズムによるBasic and Variations(共著,圭文社,2022)』、論文に「保育者・教員養成課程のピアノ実技レッスンにおけるレッスン内容の有効性について(単著,北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部研究紀要第13号,2020)」などがある。

長井 典子  (ナガイ ノリコ)  (編著

兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。現在、名古屋柳城短期大学専任講師、日本音楽教育学会、全国大学音楽教育学会各会員。研究は、保育者養成校におけるピアノ指導法、子どもに対するリトミックの指導法などについて行っている。著書に『コードネームとリズムによるBasic and Variations(共著,圭文社,2022)』、論文に「小学校「音楽科」共通教材におけるピアノの演奏技術(単著,名古屋柳城短期大学研究紀要第42号,2020)」などがある。

松川 亜矢  (マツカワ アヤ)  (編著

愛知教育大学大学院音楽教育学研究科修了。現在、至学館大学助教、日本音楽教育学会、全国大学音楽教育学会、日本音楽表現学会各会員。研究は、身体にとって自然な発声方法とその指導法について行っている。著書に『保育者をめざす楽しい音楽表現(共著,圭文社,2017)』、論文に「トーンチャイムの演奏活動がもたらす成果と課題(単著,至学館大学教育紀要第21号,2021)」、「保育者養成機関での弾き歌い指導における選曲の検討(単著,至学館大学教育紀要第24号,2023)などがある。

松下 伸也  (マツシタ シンヤ)  (編著

愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修了。現在、愛知淑徳大学准教授、日本保育学会、日本音楽教育学会各会員。論文に「保育士養成校における音楽理論とピアノ表現における一考察-伴奏付けや表現のための基礎知識として-(単著, 愛知淑徳大学論集 第11号,2021)」、「保育士養成校における発声指導についての一考察-呼気量と声域の関係に着目して-(単著, 愛知淑徳大学論集 第12号,2022)」などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。