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共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇 ステファヌ・クルトワ(著) - 恵雅堂出版
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共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇 犯罪・テロル・抑圧

発行:恵雅堂出版
A5判
上製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-87430-027-5
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2006年7月
書店発売日
登録日
2012年12月20日
最終更新日
2012年12月20日
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紹介

●戦争と革命の世紀であった二十世紀、共産主義による犠牲者は全世界で一億人を数え、ナチズムの犠牲者二五〇〇万人を上まわる。なぜナチズムが断罪され、共産主義はされないのか? 民族・人種によるジェノサイドと階級・思想によるジェノサイドはどこが違うのか。ロシア革命の世界革命化を狙ったコミンテルンと、中国6500万人、ベトナム100万、北朝鮮200万、カンボジア200万人など人類未曾有の犠牲者を生み出したアジア共産主義の現実●暴力・抑圧・テロルを軸に豊富な資料により、農民・知識人・共産党員・軍人などが、いつ・どこで・何人犠牲になったかを丹念克明に記録した驚愕の書。

目次

〈目 次〉抜粋
第一部 世界革命・内戦・テロル
第一章 行動に移ったコミンテルン ヨーロッパにおける革命/コミンテルンと内戦/武装蜂起を捨てないコミンテルン/コミンテルンを襲った大テロル/粛正の最終目標/共産諸党内部のテロル
第二章 スペインへ伸びたNKVD(内務人民委員部)の影 共産主義者の総路線/共産党のヘゲモニーの貫徹/NKVDの本領発揮/バルセロナにおける「モスクワ裁判」/首筋に弾丸が
第二部 アジアの共産主義―「再教育」と虐殺のあいだ
●地図 中華人民共和国内の労働収容所(省別収容所数)●写真
第一章 中国―夜のなかへの長征 暴力的伝統によるのか?/テロルと切り離せない革命/延安での毛沢東主義者の方法/土地改革と都市での粛清/「サラミ戦術」と財産没収/史上最大の飢饉/魏京生はいかにして毛沢東主義と決別したか/労改―隠された〈グラーグ〉
●地図 中華人民共和国内の工場刑務所・労改収容所
最大の人口をかかえた刑務所システム/尿と弁証法/食料という武器/いつまでも犯罪者(毛沢東に抵抗する/人格を放棄する/労改における略式処刑)/文化大革命:アナーキーな全体主義/革命の立役者たち/紅衛兵の栄光の時(彼らの最初の虐殺)/革命家たちとその師匠/分派闘争の爆発から造反派の粉砕まで(桂林:紅衛兵にたいし投入された軍隊)/尞小平時代:恐怖政治の崩壊
チベット:世界の屋根でのジェノサイドか?
第二章 北朝鮮・ベトナム・ラオス―竜を産み落としたもの
I 北朝鮮における犯罪、テロル、秘密 共産主義国家の成立まで/武装闘争の犠牲者/北朝鮮の党国家の犠牲になった共産主義者(被告14号)/処刑/刑務所と収容所(シャベルで殴って)/住民にたいする統制/知的なジェノサイドの企てか?/厳格な階級制度/逃亡/国外での活動/飢饉と欠乏/最終的な明細書
II ベトナム―戦時共産主義の袋小路
III ラオス―逃亡する住民の群れ
第三章 カンボジア―目をおおうばかりの犯罪の国で
恐怖のスパイラル/住民の強制移住と分割/粛清と大殺戮の時代/死者は200万人にのぼるか?/標的と容疑者/ポル・ポト時代の日常的な死/奴隷制度、飢餓/ジェノサイドだったのか?
●地図 民主カンプチア
参考文献選 中国〈チベット含む〉/ベトナム/ラオス/カンボジア
第四章  結 論
なぜだったのか?
注/著者紹介/訳者あとがき

版元から一言

●原著は一九九七年、フランス、ヨーロッパで大論争を巻き起こしたベストセラー。●本書〈コミンテルン・アジア篇〉は原著の「第二部 世界革命・内戦・テロル」、「第四部 アジアの共産主義」中国(チベット含む)、北朝鮮、ベトナム、ラオス、カンボジアを、そして「結論」に相当する「なぜだったのか?」を翻訳。「共産主義黒書(ソ連篇)」と併せてお読みください。

著者プロフィール

ステファヌ・クルトワ  (クルトワ, ステファヌ)  (

フランスCNRS(国立科学研究センター)主任研究員。『共産主義』誌編集長。共産主義の歴史の専門家。著書: 『戦時中のフランス共産党』: 『だれが何を知っていたか? ユダヤ人の絶滅』: 『異邦人の血 レジスタンスの中の自我の移住』:『フランスが熱中した五十年 ド=ゴールと共産主義者』:『厳しさと情熱 アニー・クリージェルに捧ぐ』:『一九四五年の世界』: 『フランス共産党史』:『エウゲン・フリード フランス共産党の大きな秘密』

ジャン=ルイ・マルゴラン  (マルゴラン, ジャン=ルイ)  (

フランス、プロヴァンス大学講師、同大東南アジア研究所(CNRS)の研究員。歴史学の一級教員資格者。著書:『シンガポール 一九五九‐一九八七年。新工業国の成立』

高橋 武智  (タカハシ タケトモ)  (

1935年、東京生まれ。東京大学大学院で18世紀フランス思想・文学を専攻。立教大学助教授を経て、現在翻訳家、スロベニア・リュブリャナ大学文学部客員教授。
 主な訳書に、A・ゴルツ『エコロジスト宣言』(緑風出版)、H・カレール=ダンコース『崩壊したソ連帝国』(藤原書店)、C・ランズマン『SHOAH』(作品社)など多数。編著に『群論・ゆきゆきて神軍』(倒語社)ほか。

ジャン=ルイ・パネ  (パネ, ジャン=ルイ)  (

フランスの歴史学者。『フランス労働運動伝記辞典(一九一四‐一九三九)』に寄稿。著書:『ソリダルノスチの社会的企図と自主管理への賭』:『共産主義の呪縛を最初に解いた男、ボリス・スーヴァリヌ』

ピエール・リグロ  (リグロ、ピエール)  (

社会史研究所の研究員。雑誌『社会史ノート』)の編集長。主要著書:『収容所群島に入れられたフランス人たち』:『わが意に反しての悲劇』『見るべきものを見ずに、収容所群島に直面したフランス人:混迷と憤激』。なお、北朝鮮にかんする次の著述が邦訳されている:及川美枝訳『北朝鮮の真実―フランスからみたその誕生と行方』(角川書店、2004年))

上記内容は本書刊行時のものです。