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英語のしくみと教え方
こころ・ことば・学びの理論をもとにして
発行:くろしお出版
A5判
232ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2020年9月20日
- 書店発売日
- 2020年9月23日
- 登録日
- 2020年8月21日
- 最終更新日
- 2020年8月22日
紹介
本書の目的は、題名『英語のしくみと教え方──こころ・ことば・学びの理論をもとにして』に端的に表現されています。それは、「こころ・ことば・学びの理論」に基づき、できる限り具体的で分かりやすい記述をとおして、英語のしくみとその教え方について読者に提案することです。
日本の英語教育において、これまでは、ともすると、教科専門(言語学や英語学)と教科教育(英語科教育法)との間に大きな溝がありました。しかしながら、こころ・ことば・学びの理論に基づかない外国語の指導は益が少ないと私たちは考えます。そのため、教科専門と教科教育を融合した「教科学」の立場から、英語の教え方を考察するアプローチを採用しようと試みました。
そのような考えを基に、本書は、英語の教え方に関心を持つ、小学校、中学校、高等学校、高専、そして大学等の教員の方々に一読していただきたく、9 名の執筆陣が鋭意努力し書き下ろしたものです。また、大学や大学院での英語科教育法等の講義を受講する学生・院生の方々にも十分活用いただけるものと確信しております。(「はじめに」より)
目次
1 コアを活用した多義語指導の理論と指導法
(藤井数馬)
2 動詞の3 区分の知識とその指導法
(大瀧綾乃)
3 派生接辞の特徴とその指導法
(田村知子)
4 英語代名詞の特徴とその指導法
(白畑知彦)
5 学習者の認知能力を活性化する過去形の有機的な指導法
(今井隆夫)
6 時を表す前置詞AT・IN・ON のイメージ指導法
(中川右也)
7 アニメーションを利用した文法指導法
(近藤泰城)
8 用法基盤モデルとCLILに基づく英語の指導
(柏木賀津子)
9 第二言語の発達における行為の役割と学習環境としての「課題」
(松村昌紀)
上記内容は本書刊行時のものです。