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多言語社会の言語文化教育 : 英語を第二言語とする子どもへのアメリカ人教師たちの取り組み
発行:くろしお
縦210mm
247ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年4月
- 登録日
- 2016年4月6日
- 最終更新日
- 2016年4月6日
紹介
本書では英語を母語としない移民児童・生徒をめぐる教育全般について幅広い項目をカバーしている。したがって各項目についてはあまり深い考察・議論は行っていない。これは本書のもとになっている筆者のクラスが、移民児童・生徒を指導する教師たちが最低知っておくべき諸問題を一通り扱った入門講座であることによる。さらに筆者が、本書を言語教育の専門の方だけでなく、教師の方、教師を目指している方、その他言語や異文化教育に興味のある一般の方々などに読んでいただきたいと思って執筆したことにもよる。したがって、特に専門知識のない方でも興味をもって読んでいただけるよう、できるだけ専門的な議論はさけ、詳細な研究結果の記述などもひかえた。本書は言語・異文化教育の一般入門書として執筆したものである。
目次
第1章 問題提起・英語を母語にもたない子どもたち
第2章 移民への教育と文化
第3章 バイリンガリズムと認知の問題
第4章 話しことばの発達
第5章 読み書きの発達:英語の読み書きのできない子どもたち
第6章 英語を母語にもたない子どもへの教科指導
第7章 カリフォルニアの言語政策とその影響
上記内容は本書刊行時のものです。