.
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
地方小
直接取引:
あり(その他)
新版・漁協経営管理入門
発行:漁協経営センター
A5判
127ページ
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2005年6月
- 書店発売日
- 2005年6月7日
- 登録日
- 2015年8月22日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
目次
第1章 協同組合・漁業協同組合
第2章 経営管理(マネジメント)思想の流れ
第3章 経営管理組織
第4章 経営計画
第5章 労務管理
第6章 事務・情報管理
第7章 財務管理
第8章 経営分析
前書きなど
多年、漁協経営の調査・診断を行ってきて、漁協におけるマネジメントの欠如を考えることが多かった。漁業特有の傾向かもしれないが、「なんとかなる」という問題先送りの姿勢が目立ち、「未来のためにいま為すべきこと」の決定を怠っていると思われる。
バブル経済崩壊後の漁協経営は、全体として「信用事業譲渡」と「合併」は進んだが、「収益減・費用横ばい」の構造はほとんど変わっていない。むしろ組織は拡大したが経営・財務の悪化が進んでいるように見える。
何よりも、成り行き経営と問題先送り思考からの脱却が必要である。つまり、「マネジメントの導入・確立」という一個の経営体として当然の、しかも基本的な理念と手法を漁協は身につけなければならない。マネジメントの理論・手法のより深い認識と実践によって、漁協経営は真の自立へ向けての展開をはかれるであろう。経営不振の原因を「水揚高の減少」に求め、不振打開の方策を「合併」に求めることで終わらせてはならない。
本書が、マネジメントの理論と手法についてやや詳しく述べたのは、漁協経営へのマネジメントの導入・確立を強く望むからである。
上記内容は本書刊行時のものです。