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自治するまちのつくり方 松下 啓一(著/文) - イマジン出版
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書店員向け情報

自治するまちのつくり方 ─愛知県新城市の「全国初の政策づくり」から学ぶもの─

社会一般
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A5判
162ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-87299-887-0   COPY
ISBN 13
9784872998870   COPY
ISBN 10h
4-87299-887-1   COPY
ISBN 10
4872998871   COPY
出版者記号
87299   COPY
Cコード
C2031
実用 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月7日
書店発売日
登録日
2021年10月5日
最終更新日
2021年10月5日
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紹介

・若者に1千万円の予算提案権を付与する若者政策・若者議会条例
・市長選挙の前に、公開政策討論会を公設で実施する公開政策討論会条例
・市民、行政、議員が一堂に会して、まちの未来を考える市民まちづくり集会
・地域自治区・自治振興事務所長の市民任用

など、全国初の政策を次々に提案、実施している愛知県新城市。

その秘密は、「住民自治から考えていく」ということです(政策主体としての若者、候補者の選挙から市民・有権者の選挙へ、自治経営の当事者としての市民)。

・地方分権改革は、団体自治改革にとどまっているという限界
・住民自治改革は、問題提起程度で実践が伴っていないという現状
これらを乗り越え、住民自治改革の観点から、政策課題を条例・制度にまで昇華させたのが、新城市の全国初の政策づくりのコツと言えると思います。

本書は、これら政策づくりに、アドバイザーとしてかかわった体験をベースに、「全国初の政策づくり」のコツを紹介するものです。

自治経営が、行き詰まっているなか、新たな地方自治を切り開く、ヒントになると思います。

目次

目  次

はじめに 7

Ⅰ.愛知県新城市
 1.新城市はどこにあるのか 10
★設楽原決戦場まつり(竹広・東郷地区) 14
 2.新城市の政策 15


Ⅱ.新城市・全国初の政策
 1.若者の居場所と出番をつくる(若者政策) 18
(1)若者政策とは 18
(2)なぜ若者政策なのか 21
(3)優れているところ 23
(4)若者政策の成果 25
(5)若者政策が開くもの 32
★有機農業の「SANAE&TSUTOMU有機菜EN」(富岡・八名地区) 33

 2.こんな選挙をしていたら、だめだ(公開政策討論会条例) 33
(1)市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例の意義 33
(2)なぜ公開政策討論会条例なのか 36
(3)優れているところ 38
(4)今後の展開可能性 41
★湯谷温泉(湯谷・鳳来東部地区) 42

 3.公務員と市民の相互乗り入れ(自治振興事務所長の市民任用) 43
(1)自治振興事務所長(地域自治区)の市民任用 43
(2)なぜ市民任用なのか 45
(3)優れているところ 46
(4)成果と課題 47
(5)市民任用が開くもの 48
★エコファーマー白井茶園(徳定・千郷地区) 49

 4.みんなで集まる・みんなで話す(市民まちづくり集会) 49
(1)市民まちづくり集会 49
(2)なぜ市民まちづくり集会なのか 51
(3)優れているところ・ 53
(4)市民まちづくり集会から生まれたもの 54
(5)市民まちづくり集会の展望 56
★旧大野銀行(大野・鳳来東部地区) 57


Ⅲ.全国初の政策づくりのヒント・条件
 1.全国初が生まれる条件・政策の窓モデルから 58
(1)全国初 58
(2)増分主義からは新しい政策は生まれてこない 60
(3)政策の窓モデルから説明すると 61
(4)全国初が生まれる条件・「政策の小さな窓」の開け方 61
★四谷の千枚田(四谷・鳳来北西部地区) 65

 2.発想・行動のよりどころとなる一貫した理念を持っている 65
(1)住民自治 66
(2)協働 67
(3)まちづくり 69
★御菓子司・豊寿園(町並・新城地区) 70

 3. 理念を明示・記述したモノサシ(自治基本条例)を持ち、まじめに使う 71
(1)自治基本条例はなぜモノサシになるのか 71
(2)モノサシとしての自治基本条例の使い方 75
★道の駅「もっくる新城」(八束穂・東郷地区) 76

 4.決意や志をかたちに表す ─条例という政策形式とマニフェスト 77
(1)政策形式としての条例 77
(2)マニフェスト 78
★新城ラリー(鬼久保ふれあい広場・作手地区) 81

 5.条例に先行する政策事実を大事にする 81
(1)政策事実があること 81
(2)若者政策─立ち上がる若者と呼応する行政 82
(3)公開政策討論会─ヤジと怒号にならない 84
(4)市民任用─公務を担ってきた市民がいる 86
(5)市民まちづくり集会─自治基本条例の検討の最初から 87
★仏法僧の鳴く山・鳳来寺山(鳳来寺・鳳来北西部地区) 88

 6.市長がリーダーシップを発揮する 88
(1)地方自治法の首長・ 88
(2)分権・協働時代の首長 89
(3)穂積亮次市長の場合 90
(4)全国初の政策のリーダーシップ 93
★長篠城跡(長篠・鳳来中部地区) 95

 7.奮闘する職員を育てる 95
(1)地方公務員法の職員 96
(2)分権協働時代の職員像 96
(3)力を蓄えた職員 97
  (4) 奮闘する職員に聞く・森玄成さん(慈廣寺副住職・元新城市まちづくり推進課長) 99
★鳥原歌舞伎(鳥原・舟着地区) 102

 8.市民の出番をつくり、持てる力を発揮できるようにする 103
(1)市民の役割・出番 103
(2)活躍する市民・支える市民 105
(3)市民リーダーに聞く・田村太一さん(株式会社田村組代表取締役) 107
(4)市民リーダーに聞く・前澤このみさん(新城市社会福協議会会長) 110
★阿寺の七滝(阿寺・鳳来南部地区) 115

 9.協力する政策起業家と連携する 116
(1)政策起業家・・ 116
(2)政策起業家の活動 117
(3) 政策起業家に聞く・今井邦人さん(住民参加・協働ファシリテーター)119
★歴史の小径(作手地区) 124


Ⅳ. インタビュー(穂積亮次市長) 全国初の政策づくり─住民自治を切り口に
 1.「使える理念」としての住民自治 125
(1)住民自治の背景 125
(2)住民自治の理論 126
(3)住民自治に基づく政策を始めるにあたって 128
(4)住民自治のアイデンティティ 130
(5)都市部と中山間地の住民自治 131
(6)新しい政策の源泉としての住民自治 134

 2.ポピュリズムの風潮といなし方 137
(1)ポピュリズムの風潮 137
(2)政治行政問題ではなぜ二項対立的に考えるのだろう 139
(3)選挙という仕組みとポピュリズム 141
(4)多選をめぐって 144
(5)統治機構の課題 146
(6)ポピュリズムをどのようにいなしていくのか 150

 3.第4の改革としての新型コロナ騒動 151
(1)新型コロナ騒動のなかで 152
(2)新型コロナ騒動が明らかにしたもの 154
(3)第4の改革の可能性 156

 4.2040年に向けて・地方自治の未来 157
文化を紡ぐ、文化をつなぐ─終わりに 159


■インタビュー・取材協力等をいただいた方(敬称略) 161

上記内容は本書刊行時のものです。