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日常のなかの生命倫理 山本史華(著) - 梓出版社
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日常のなかの生命倫理 (ニチジョウノナカノセイメイリンリ) 最後に守るべきものは何か

哲学・宗教
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発行:梓出版社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 380g
330ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-87262-039-9   COPY
ISBN 13
9784872620399   COPY
ISBN 10h
4-87262-039-9   COPY
ISBN 10
4872620399   COPY
出版者記号
87262   COPY
Cコード
C1012  
1:教養 0:単行本 12:倫理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年10月1日
書店発売日
登録日
2018年10月1日
最終更新日
2023年12月23日
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紹介

脳死臓器移植、安楽死、代理出産、そして低線量被曝といった生命倫理の課題を、自分と関わりのある問題として問い直す。

目次

は じ め に
第1章 死ぬとはどういうことか
 1 死を語るということ
 2 哲学における死
 3 自然現象としての死
 4 なぜ人は、死を悲しみ、怖がるのか

第2章 死を定義することは可能なのか
三徴候死と脳死
 1 死の二つの定義
 2 脳死について知っておくべきいくつかの基本事項
 3 脳死を考えるにあたっての重要な区別
 4 脳死の問題点

第3章 臓器、身体、そしていのちは誰のものか
脳死臓器移植
 1 脳死の歴史、臓器移植の歴史
 2 和田移植 拙速すぎた心臓移植
 3 改正臓器移植法の問題点

第4章 誰かの不幸を望むことは許されるのか
脳死臓器移植の倫理的問題

第5章 なぜ死に急ぐのか
尊厳死・安楽死、緩和ケア、ターミナルケア
 1 よい生とよい死
 2 安楽死のいくつかの事例
 3 安楽死概念の整理
 4 安楽死の倫理的問題点

第6章 自分の遺伝子を残すことになぜこだわるのか
ART、代理懐胎・出産、出生前診断、優生思想
 1 少子化と不妊
 2 少子化の現状とその原因をもう一度見直す
 3 不妊と生殖補助医療技術(ART)
 4 代理懐胎・出産をめぐる倫理的問題
 5 我々は優生思想と手を切れたのか
 6 こどもという価値の変化

第7章 希釈された危険性をどのように扱えばよいのか
低線量被曝、医学と医療の区別、IC、
生命倫理四原則、ポスト三・一一の生命倫理
 1 低線量被曝という現実
 2 医学と医療の違い、そしてエビデンスの分類と限界
 3 科学と社会の協働と生命倫理
 4 生命倫理の四原則と予防原則で解決できるか
 5 新たな橋渡し倫理原則と希望

あとがき

著者プロフィール

山本史華  (ヤマモトフミカ)  (

山本史華(やまもと ふみか)
東京都市大学共通教育部准教授
専門:哲学・倫理学.
*本書刊行時のデータです。

上記内容は本書刊行時のものです。