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帝国日本の統治法
内地と植民地朝鮮・台湾の地方制度を焦点とする
発行:大阪大学出版会
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ50mm
重さ 1350g
990ページ
上製
定価
15,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年3月31日
- 書店発売日
- 2021年4月30日
- 登録日
- 2020年4月8日
- 最終更新日
- 2021年10月5日
紹介
従来日本近代法制史の研究は内地を中心に行われた。
しかし、帝国日本の支配をトータルにとらえるためには、植民地朝鮮、台湾についてもその法制度を研究することが不可欠である。
近年、日本及び両国で公表されてきた研究も含め、市町村に当たる小さな単位に至るまで、その地方制度がどのようになっていたか、そして実際にはその制度の下でどのように人々が行動したかを資料に基づいて新たに解明し、侵略の歴史的事実を明らかにすることが本書の目的である。
目次
Ⅰ帝国日本の成立と内地・朝鮮・台湾の統治法
1 普選・治安維持法体制の成立と地方制度の改正及び行政救済法
2 朝鮮における1920年の地方制度改正と軍事、治安・教育法体制
3 台湾における1920年の地方制度改正と軍事、治安・教育体制
4 朝鮮の面制、台湾の街庄制を中心に、地方統治構造の差異と共通性
Ⅱファシズム法体制形成・成立・崩壊期の内地・朝鮮・台湾の地方制度
1 1923年の地方制度改正から1943年の地方制度改正へ
2 朝鮮における1930年の地方制度改正
3 台湾における1935年の地方制度改正
終 帝国日本の統治法の基本構造
上記内容は本書刊行時のものです。