.
【利用不可】
清代珠江デルタ図甲制の研究 片山 剛(著) - 大阪大学出版会 【利用不可】
書店員向け情報 HELP
清代珠江デルタ図甲制の研究
発行：大阪大学出版会
A5判
450ページ
上製
定価
6,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年11月1日
- 書店発売日
- 2018年11月13日
- 登録日
- 2018年11月1日
- 最終更新日
- 2021年10月27日
紹介
明初に中国全土に施行された里甲制（土地税等の公租・公課を徴収する制度）のうち、広東省珠江デルタにおいて清末・民国期まで特殊に存続した図甲制の制度的構造とともに、その構造を支えた社会的基盤を、江戸時代の村請制度と対比しつつ解明。図甲制が、土地税等の徴収・納入制度にとどまらず、華北や華中の歴史と対比した際に浮き彫りになる、珠江デルタの歴史がもつ〝個性〟を解明していく関鍵となることを指摘する。
目次
凡例
序章
第一章 清末の図甲表とそれをめぐる諸問題
第二章 清代図甲制の構造
第三章 清末、図甲制の諸矛盾とその改革（南海県仏山堡）
第四章 清末、図甲制の諸矛盾とその改革（香山県）
第五章 市場経営と図甲・紳士（順徳県龍山堡）
第六章 図甲経営と地域社会（順徳県龍江堡）
第七章 清末民国期の立戸・税契・過戸推収―『許舒博士所輯 廣東宗族契據彙録』所収史料を用いて
終章 結論と展望
使用史料一覧
参考文献一覧
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。
