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ソクラティク・ダイアローグ
対話の哲学に向けて
発行:大阪大学出版会
四六判
250ページ
並製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年12月1日
- 書店発売日
- 2017年12月1日
- 登録日
- 2017年11月2日
- 最終更新日
- 2021年10月20日
紹介
「対話の方法」としてのソクラティク・ダイアローグを紹介するとともに、「対話」と「哲学」に関する考察を展開する。一つのテーマをめぐって丁寧かつ濃密な「対話」を行うワークショップであるソクラティク・ダイアローグは、ヨーロッパで哲学教育や市民対話、企業研修などのツールとして用いられている。大阪大学臨床哲学研究室が初めて日本に紹介・導入し、哲学カフェや子どもの哲学の実践とともに展開してきた軌跡と論考。
目次
1章 出会い
1.1 1999年夏、オックスフォード
1.2 哲学の知識がなくても哲学ができる
2章 対話の仕掛け
2.1 問いの設定
2.2 参加者のためのルール
2.3 例の基準と詳述
2.4 進行役
2.5 メタ・ダイアローグ
2.6 答えの探求
2.7 対話の時間と環境
3章 二つの事例
3.1 仕事をするとはどういうことか
3.2 普通とは何か
4章 歴史と今日の展開
4.1 レオナルト・ネルゾン
4.2 グスタフ・ヘックマン
4.3 今日の展開
4.4 数学SD
5章 SDをどう活用するか
5.1 遺伝対話 Gen-Dialog
5.2 対話コンポーネンツ
6章 対話と哲学
6.1 対話とは何か
6.2 臨床哲学と対話
付録 ルールと基本的な考え方
手続きとルール/砂時計モデル
文献案内
版元から一言
「哲学の知識がなくても、哲学できる!」
だれでも簡単に哲学対話ができるシンプルなルールを紹介。哲学関係者だけでなく、コーチングや社内研修セミナー等、ビジネスでの対話トレーニングに関心のある方々にも活用していただけます。
上記内容は本書刊行時のものです。