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D・ホールマン作品集2 デビッド・ホールマン(脚本) - 一葉社
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D・ホールマン作品集2 (デビッドホールマンサクヒンシュウニ) 巻次:第2巻 ソロモンとビッグ・キャット子どもは誰でも時間と空間の越境者 (ソロモントビッグキャットコドモハダレデモジカントクウカンノエッキョウシャ)

芸術
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発行:一葉社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 280g
288ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-87196-078-6   COPY
ISBN 13
9784871960786   COPY
ISBN 10h
4-87196-078-1   COPY
ISBN 10
4871960781   COPY
出版者記号
87196   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月9日
書店発売日
登録日
2019年5月30日
最終更新日
2019年5月30日
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紹介

著者のデビッド・ホールマンは、世界で最も進んでいると言われているイギリスの児童青少年演劇界の中でも最も著名で、世界的にも活躍している現役の劇作家です。
児童青少年演劇と言っても、世界中の政治や社会の問題を真正面から扱ったものが多く、日本をテーマにしたものでも、水俣病を扱った『水銀を飲め』や、広島の原爆投下をテーマにした『すすむの話』と言った作品があります。
本書は、そのデビッド・ホールマンの日本での初めての作品集で、全2巻のうちの第2巻にあたり、いま世界で最も問題になっている環境問題や移民問題などをテーマにした5作品が収録されています。

目次

はじめに………倉原房子
ソロモンとビッグ・キャット
くじら
ビリー、どうしたの?
いっしょにいこうよ
レインボウ・バード
人生を変えたD・ホールマンさんとの出会い………伊藤巴子
作品集の日本での刊行にあたり………デビッド・ホールマン

著者プロフィール

デビッド・ホールマン  (デビッド ホールマン)  (脚本

1941年生まれ。児童青少年演劇界において国際的に著名な英国の劇作家。学校巡回演劇活動(TIE)を始めた英国で、その最初のプロ劇団であるベルグレードに所属。その後、ロイヤル・シェイクスピア劇団に移り、この伝統ある劇団の中で初めて学校公演劇を制作。さらにシアター・センターに移り、芸術的にも制度的にも英国児童青少年演劇の中心的存在となるのに寄与。現在はフリーで活躍。ロンドン近郊在住。
作品は、演劇、映画、ラジオなどを含めて70本以上あり、世界中の政治・社会問題を取り扱ったものが多く、20カ国以上で上演されたものも。日本では、本書編者の伊藤巴子さんが中心になって『ピースメーカー』『すすむの話』『だいじょうぶ』『ちいさなけしの花』『ビリー、どうしたの?』『いっしょにいこうよ』などが上演され、その後も『消えた人』などの公演が続いている。

伊藤巴子  (イトウ トモコ)  (編集

1931年、東京生まれ。54年、俳優座演劇研究所附属養成所在籍中に俳優座劇場杮落とし公演『森は生きている』で初舞台。同年、同養成所卒業、劇団仲間入団。以後、『乞食と王子』で主演(57年から通算1580公演)、『森は生きている』で主演(58年から通算2000公演)の記録樹立。
『かぐや姫』『華岡青洲の妻』『花いちもんめ』『婉という女』『人形の家』『風浪』『少年王 マチウシ』等数々の舞台に立ちつつ、中国をはじめ各国との演劇交流にも尽力。近年は、全国各地の児童青少年演劇活動も支援し、D・ホールマン作品の上演に力を入れる。日本児童青少年演劇劇団協議会代表幹事、日中演劇交流話劇人社理事長、湯浅芳子の会会長・理事長などを務める。山本安英賞、日本児童演劇協会賞、紀伊國屋演劇賞特別賞などを受賞。2016年12月、死去。

倉原房子  (クラハラ フサコ)  (翻訳

1933年、朝鮮・京城生まれ。45年12月、日本の敗戦とともに両親の故郷・熊本に引き揚げる。大学卒業後、教員免許を取得し、英語教師に。その後、アシテジ(国際児童青少年演劇協会)日本センターの事務職となり、世界各地を訪問。本書収録作品をはじめ、D・ホールマンが託した作品のほとんどを翻訳する。

上記内容は本書刊行時のものです。