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琉球独立への本標(ほんしるべ)
この111冊に見る日本の非道
- 書店発売日
- 2016年12月18日
- 登録日
- 2016年12月4日
- 最終更新日
- 2016年12月4日
紹介
沖縄を独立にまで追いやる日本の非道・犯罪・理不尽さをこの111冊の本で証明。書評(ブックレビュー)という名の日本への告訴状!
基地は差別の産物
日本人よ、沖縄人の声を聴け!
「いったい誰のせいで
沖縄住民は苦しみ続けているのか」
「筆者は、沖縄出身日本『本土』在住者として、さしあたって、日本国が琉球・沖縄にしでかしたこと、現在しでかしていることを『本土』の人たちに伝えたい。ひいてはアジア各国でしでかしたことも知ってほしい。沈黙や無関心は沖縄差別に加担していることだと認識し、そこから脱却する方法を考えてもらいたい。本書で紹介した111冊の文献は、日本人が沖縄やアジア各国に対して何をしてきたのか、今後どうすべきなのかを考える上で参考になるものだ……本書で紹介した文献を読んでみて、その上で琉球独立を考える読者が出てくれば望外の幸せである」(本書「はしがき」より)
目次
Ⅰ 歴史・事実・現況
沖縄は日本の固有の領土か?
琉球民族は存在するか?
「戦争は終わっていません。戦争はここにあります」
米軍属の女性暴行・殺害事件の問うもの――容疑者ケネス・フランクリン・シンザトとは誰か?
沖縄の慰安婦に関するノート
近代沖縄と日本の国防――断ち切られるべき蔑視と依存の構造
「辺野古違法確認訴訟」高裁判決の問題点
土人と独立
Ⅱ 書評という訴状
『転換期の日本へ――「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か』
『暮らして見た普天間――沖縄米軍基地問題を考える』
『聞け! オキナワの声――闘争現場に立つ元裁判官が辺野古新基地と憲法クーデターを斬る』
『沖縄自立の経済学』
『憲政自治と中間団体――一木喜徳郎の道義的共同体論』
Ⅲ カタルーニャと琉球
カタルーニャ独立運動から考える辺野古
スペインにおけるカタルーニャ自治州の独立性――言語回復政策を中心に
上記内容は本書刊行時のものです。