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戦争戯曲集 三部作 エドワード・ボンド(著) - あっぷる出版社
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戦争戯曲集 三部作
the war plays

A5判
縦210mm 横148mm
312ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-87177-345-4
Cコード
C0074
一般 単行本 演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2018年3月
書店発売日
登録日
2018年2月2日
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目次

座・高円寺および劇場創造アカデミーのための詩二篇 エドワード・ボンド
座・高円寺劇場創造アカデミーから 佐藤 信
戦争戯曲集三部作 第1部 赤と黒と無知
戦争戯曲集三部作 第2部 缶詰族
戦争戯曲集三部作 第3部 大いなる平和
エドワード・ボンドとその時代 ダヴィッド・テュアイヨン
訳者あとがき 近藤弘幸

前書きなど

発表以来、今年で三二年の歳月を経たこの戯曲は、文明史的とでも形容したくなるようなターニングポイントに直面して混乱と困難の渦中にあるこの世界を、まるで今朝出来上がって手元に届けられたような新鮮さで、切実に、そして生き生きと描き切っています。それはボンドと彼のテキストの「先見の明」というよりは「普遍性」のあかしであり、劇場、演劇へゆるぎない確信、あるいは根底的な問い返しの軌跡でもあります。
座・高円寺劇場創造アカデミーでの取り組みの集大成として出版されるテキストが、機会を得て、多くの人びとに読みつがれ、かつてのアビニョンの一夜をふたたび呼び覚ますような、劇場、演劇体験のあらたなきっかけとなる日を夢見ています。

著者プロフィール

エドワード・ボンド  (エドワード ボンド)  (

イギリスの劇作家、演出家。
1934年ロンドンに生まれる。労働者階級の子として育ち、貧しい幼少期を送る。工場労務者、ペンキ屋、保険会社の事務員などの様々な職業に就きながら劇作を行い、1962年ロイヤル・コート劇場で上演した『法王の婚礼』(The Pope’s Wedding)により鮮烈なデビューを飾る。その後発表した『救われて』(Saved, 1965)、Early Morning(1968)によって、イギリス演劇界の検閲制度が廃止に至るなど、常に社会構造のゆがみや不合理な暴力を衝撃的に描き、ハロルド・ピンターなどと並んでイギリス演劇を代表する劇作家の一人となる。近年では、劇団ビッグ・ブラムで青少年向けの作品創作を行うなど活動を広げている。

近藤弘幸  (コンドウ ヒロユキ)  (

英文学者。東京学芸大学教育学部教授。著書に、『今を生きるシェイクスピア―アダプテーションと文化理解からの入門』(共著、研究社)、『シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立五〇周年記念論集』(共著、研究社)など。翻訳に、マイケル・ボグダノフ『シェイクスピア ディレクターズ・カット―演出家の斬る劇世界』(研究社)など。ウィリアム・シェイクスピア『リア王の悲劇』(世田谷パブリックシアター)、アラン・エイクボーン『スリッパ、誰の?』(水戸芸術館)、サラ・ケイン『洗い清められ』(鷗座)などの上演台本を手掛けている。

佐藤信  (サトウ マコト

劇作家・演出家。1943年生まれ。66年に齋藤憐、串田和美らとともに劇団自由劇場結成。小劇場運動(アングラ)第一世代を代表する演劇人のひとりとして活動を開始する。70年から90年までの20年間、 黒色テント68/71の中心的な劇作家、演出家として、全国120都市におよぶテント劇場による移動上演を継続。個性的な戯曲文体による劇作の他、能楽、糸操り人形芝居、 日本舞踊、現代舞踊、レビュー、オペラなど幅広い分野の演出に携わる。09年からは座・高円寺 芸術監督として、地域に根ざした公共劇場づくりに取り組む。『戦争戯曲集』は、同劇場研修所「劇場創造アカデミー」の修了上演として2011年から8年間上演を続けた。個人劇団鴎座主宰、劇団黒テント演出部、横浜若葉町WHARF代表。

ダヴィッド・テュアイヨン  (ダヴィッド テュアイヨン

フランスにおける舞台芸術の研究者、翻訳家、ドラマトゥルク。ドラマトゥルギーと同時代の演出を専門とし、フランスの多くの演出家や劇場のために、アーティスティック・アドヴァイザーとして活動する。エドワード・ボンドの作品に関する仕事を幅広く手がけ、2015年にはボンドとのインタビュー集『Edward Bond, the Playwright Speaks』(英語)が出版されている。

上記内容は本書刊行時のものです。