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「日本左翼史」に挑む 私の日本共産党論
発行:あけび書房
四六判
272ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2023年3月27日
- 登録日
- 2023年2月19日
- 最終更新日
- 2023年2月28日
書評掲載情報
2023-05-13 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 中沢けい(作家) |
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紹介
推薦
有田芳生(ジャーナリスト、前参議院議員)
池上彰・佐藤優『日本の左翼』三部作の読み込みを背景に、該博な知識と体験によってよみがえる戦後史の一断面。日本にも熱い時代があった。私の理解では、そこに生き、闘った、あまたの「小さきもの」(渡辺京二)を根底においた視点がいい。「日本共産党の深部を描く」は圧巻で、とくに回想である「一つの歌と人びとの記」に余韻が残った。
中北浩爾(一橋大学教授、政治学者)
日本共産党とは何なのか。左翼に再生の道筋はあるのか。その絶望の淵で、元岩波書店の敏腕編集者が豊富な知識と自らの体験に基づいて思索する。読み進めると徐々に引き込まれていく。『小説 岩波書店取材日記』で話題を呼んだ著者による体験的左翼論。また一つ、新たな共産党論が登場した!
目次
第1章 マルクス主義は輝いていたか
第2章 戦後学生運動の渦をみつめる
第3章 なぜ働く者は社会変革を実現できないのか
第4章 されど左翼は大敗北ではない?!
第5章 日本共産党の深部を描く
第6章 一つの歌と人びとの記
上記内容は本書刊行時のものです。