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ロスジェネのすべて―格差、貧困、「戦争論」
発行:あけび書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ16mm
重さ 250g
248ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2020年2月
- 書店発売日
- 2020年2月20日
- 登録日
- 2020年1月27日
- 最終更新日
- 2020年1月31日
書評掲載情報
2020-04-11 | 毎日新聞 朝刊 |
2020-03-29 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
失われた世代、就職氷河期世代、貧乏くじ世代、非正規第一世代、自己責任呪縛世代、「戦争論」世代、
そして、一億総中流が崩れた社会を走るトップランナー世代…。
作家、研究者、運動家、いま注目のロスジェネ5人の論客が、
ロスジェネのすべてを語り合った、あまりにも刺激的な対話の記録。
「今から10年以上前、私たちは「ロスジェネ」と名付けられた。
現在の30代なかばから40代なかばを指す。
失われた世代。就職氷河期の影響をもろに食らった世代。貧乏くじ世代。非正規第一世代。呼び方はいろいろあるが、
どれも嬉しくないものばかりだ。(中略)
そうして周りを見渡せば、いまだ正社員の職がなく、結婚もせず子どももいないという同世代が山ほどいる。
一軒家を建てるどころか、ずーっと六畳一間の安アパート住まいという者もいれば、ネットカフェ暮らしの者もいる。
低賃金ゆえ実家から出られず親と同居するものの、「このままでは数年以内に介護離職かも」と怯える者もいる。(中略)
そんなロスジェネだが、「失われた20年」の中、厳しさを増す雇用環境の中を生きてきた私たちは、
一億総中流が崩れた社会を走るトップランナーとも言える。
ロスジェネと「今」について、存分に語った」
(本書「まえがき」より)
目次
まえがき
序章 ロスジェネをめぐるこの十数年 (雨宮処凛)
第1章 ロスジェネと『戦争論』、そして歴史修正主義 (倉橋耕平×雨宮処凛)
第2章 ロスジェネ女性、私たちの身に起きたこと (貴戸理恵×雨宮処凛)
第3章 「自己責任」と江戸時代 (木下光生×雨宮処凛)
第4章 貧乏だけど世界中に友達がいるロスジェネ (松本哉×雨宮処凛)
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。