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藤田浩子の 赤ちゃんのあやし方・育て方
改訂新版
0歳からはじまる人づきあい
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年4月
- 書店発売日
- 2013年4月12日
- 登録日
- 2013年3月4日
- 最終更新日
- 2013年4月4日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2015-02-20 |
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紹介
わらべ歌と語りのCD付・赤ちゃん育児本。「当たり前のことをわかりやすく」解説する育児本として人気だった旧版「あやす・あそぶ」全3巻を、1冊にまとめて全面改訂し、CDを付けた。CDには、本書で紹介するわらべ歌全てと、著者作の語り「子守泥棒」を収録。
目次
はじめに
1 首のすわるころまで
首のすわるころまで
見つめ合う
ほほえみかける
話しかける
ばかになって寄り添う
人の声をたくさん聞かせる
赤ちゃんの「聞く力」
赤ちゃんの好きな音
歌うように語りかける
歌を歌う
赤ちゃんの声を返してあげる
幼児音と幼児語
言葉は五感とともに
もっと気楽に
まわりの人の心遣い
ひとりでがんばらずに
2 あすわりからはいはいのころ
おすわりからはいはいのころ
名前を呼ぶ
日常の音と異常な音を聞き分ける力
一緒に見る 一緒に聞く
体にさわりながら遊ぶ
擬声語や擬態語を使う
だっこする おんぶする
赤ちゃんの「しがみつく」力
欲しいものを取る力
ほめる
「め!」
土に親しむ
一人遊び
子育て仲間を作る
お友達と遊ぶ
その時期にやれることをたっぷりとやる
生活リズムを身につける
3 立っちからあんよのころ
立っちからあんよのころ
好きなことを期待する
食べるときにも言葉を添える
初語
泣く
まねしやすい動作をしてみせる
少し乱暴な遊びをする
ふり遊びをする
絵本を読む
「こうすればこうなる」がわかる
一人遊び こうしたいからこうする
安心の場
人見知りをする 人に興味を持つ
赤ちゃんを預ける
社会的ルールを示す
障害のあることに気づいたら
4 わらべうたであそぼう・CD収録
生まれたばかりの赤ちゃんに
ほら おっぱいよ/んぐんぐのんで/ほっぺつんつん/あんよのびのび/ぎゅっこぎゅっこ つちふむな/こんぞこ合わせて/いいこだ いいこだ/いいこはどぉこ①/いいこはどぉこ②7/ここはとうさん にたところ/ここにいるのは とうさん/でなでなひっこめ
相手の顔をじっと見るようになったら
いないいないばあ/れろれろ・べぇ・っぱ・あぷ/べぇ ぺろん/かんぶかんぶ・いやいや 眠らせ歌
ねろぉ ねろぉ/ねろてばやぁ/江戸子守唄/ゆりかごの歌/おやすみ たろうちゃん
からだにわわるあそび
しゃくとりむし/一里二里/ちっちゃい豆 こ~ろころ/かっぱの子/めぐろさんをまいて
/むなさかこえて/一本橋こ~ちょこちょ/春風ふ~/おすわりができるようになったら
いないいないばあ いろいろ
ばったんばったん ねずみの子/ちょちちょちあわわ/かいぐりかいぐり/じょうずじょうずじょうず/にぎにぎ っぱ/おくびはかっくりこ/おきれおきれ おにの子/つくしんぼ
はいはいやあんよができるようになったらはげます歌
あまざけしんじょ/あんよはじょうず/おさんぽ さんさんさん
おいしく食べる歌
お口のトンネル/くまくんも食べます/おいしいのはどぉこ/いただきます・ごちそうさま/ぽんぽこりんはどぉこ
おまじない
ちちんぷいぷい/いたいの飛んでいけ/いたちのふん/泣き虫毛虫/ぐずらもずら/泣いたカラス/ゆびきりげんまん/あっちのお山に飛んでった
外遊びができるようになったら
上から下から大風こい/わぁたげわたげ/せんべせんべ やいて
ちょっと乱暴なあそび
たかいたかい/ひこうきごっこ/ジェット機ごっこ/ゆ~らり ゆらゆら/振り子時計ごっこ/おんまぱかぱか/いも虫ご~ろごろ/もぐらもち/どんど橋/さるのこしかけ/せっせっせ~/ももたろう
お風呂の中で
どんぶかっかすっかっか/どんぶらこ/海ぼうず
起こすときの歌
ととけっこ/たろうちゃん おはよ/あかるくなったら
かんたんおもちゃ
な~にかな?/パックつみき/なんでもボックス/ストローくじ/ペットボトルシャワー/キラキラボトル/がちゃがちゃボウル
手が離せないときのおたすけおもちゃ
ダンボール・かごなど・マットレス/小物干し・ゴムをつけた紙玉・ラップの芯
藤田浩子の語り『子守り泥棒』にはいっているあそび
おつむてんてん /上がり目下がり目
5 テレビ―1歳までは百害あって一利なし
前書きなど
はじめに
赤ちゃんを育てる原則は簡単です。赤ちゃんがして欲しいこと、赤ちゃんが喜ぶことをやってあげればいいのです。原則は簡単なのですが、何も言わない赤ちゃんが何をして欲しがっているのか、それがなかなかわからないから困るのです。
赤ちゃんが何をして欲しがっているのかを知るためには、赤ちゃんをよく見なければなりません。と言っても黙って見つめる人はいないでしょう。たいてい何か語りかけます、それもちょっと歌うように語りかけます。「たろうちゃん、かわいいね」ではなく「たぁろうちゃぁん、かわいいねぇ」というような具合に。それがもう「あやす」ことです。「赤ちゃんを見て、話しかけたり、歌ったりして赤ちゃんを喜ばせること」が「あやす」ことです。
「あやす」と言う言葉は「綾なす」からきているのでしょうか、「愛子(あやし・宮城県にはこういう地名があります)」からきているのでしょうか。語源はともかく、「あやす」ということは、赤ちゃんを愛しく思う大人が、赤ちゃんに向き合って、語りかけ、歌いかけながら、心を通わせることです。赤ちゃんと綾なすようにかかわることであり、赤ちゃんを楽しませて、赤ちゃんと大人が信頼関係を築く手段なのです。
その「あやし方」には、こんな方法もありますよ、こんなことをすると赤ちゃんは喜びますよということをいろいろ紹介したのがこの本です。結婚するまで、身近に赤ちゃんの扱い方を見る機会のなかった方が、あやし方を知らないとしても当然です。そんな方々に役立てていただけたらと思っています。
上記内容は本書刊行時のものです。