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生ききる 阿倍 丈太郎(著) - 梓書院
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生ききる (イキキル) ある往診医の看取りアンナイト (アルオウシンイノミトリアンナイト)

文芸
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発行:梓書院
四六判
216ページ
並製
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-87035-840-9   COPY
ISBN 13
9784870358409   COPY
ISBN 10h
4-87035-840-9   COPY
ISBN 10
4870358409   COPY
出版者記号
87035   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年12月1日
書店発売日
登録日
2025年11月10日
最終更新日
2025年12月1日
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紹介

元世界医師会会長 横倉義武先生
認定NPO法人 ロシナンテス代表 川原尚行氏 推薦!


「家で最期を迎えたい」――
その願いを叶えるために、往診医は夜の街を走る。
元外科医・阿倍丈太郎は、メスを置き、在宅医療の現場へと身を投じた。
20年で1000人を超える看取りに立ち会った彼が見つめたのは、死ではなく“生ききる”という瞬間だった。
患者と家族、そして医師自身の心の灯を描く、胸を打つ医療ヒューマンドラマ。

目次

プロローグ
王裕紀氏
第1夜 最初の看取り
第2夜 外科医の涙
第3夜 犬を飼う
第4夜 私を育ててくれた患者さん
第5夜 ある闘士の生涯
第6夜 島の夜
第7夜 悲惨な生
第8夜 一目一万本
第9夜 名犬ピースのこと/生ききる/マイ・フェア・レディ
第10夜 がんばれドリー
第11夜 看取りの家
第12夜 天国へ続く窓
第13夜 天国からの感謝状/逆襲そして生還/夢叶う/別離
エピローグ
あとがき

前書きなど

私の名は阿倍丈太郎。
還暦をとうに超えた元外科医です。
医学部を卒業後、外科医局に入局し、外科専門医、消化器外科認定医、医学博士の資格を取得。一生メスとピンセットを手に生きていくつもりでした。

しかし、20数年前にとある症例を経験したことを契機にメスを置くことを決断。
以来、訪問診療に特化した診療所を開設し、往診車の走行距離は20万キロを超え、看取らせていただいた患者さんはいつの間にか1000人を超えていました。

粉雪がちらつくある日、ある患者さんの奥様とご友人が、私のおんぼろクリニックを訪れました――。(「プロローグ」より)


医者という人種は、概ね医師としてのライフワークが終わりに近づいてくると、それまでの自分の歩みを残しておきたくなるものです。
私もそんな気持ちになり、これまでに関わらせていただいた患者さん達の中で、特に印象深い方々のことを記し、自費出版で50部や100部ほど刷って知人に渡せたら、と考えておりました。「(中略)」

「看取りアンナイト」という副題は、気付かれた方もいるかもしれませんが「アラビアンナイト」と「看取り」を掛け合わせた造語です。「(中略)」

そしてこれは後付けになってしまうのですが、「アンナイト」という照明は実在するものだそうです。点灯に長時間を要する放電灯に併設された白熱電球で、瞬時電圧低下や停電によって消灯してしまったメインのランプが再点灯するまでに一時的に点灯させる補助照明のことだそうです。

まさに患者が生きる希望を失った時(癌を告知された=消灯)にその足元を照らし、希望を再び抱かせる役目を担う往診医という職にぴったりと当てはまり、サブタイトルとして最適なものだと思いました。(「あとがき」より)

著者プロフィール

阿倍 丈太郎  (アベ ジョウタロウ)  (

1960年頃、日本一の田舎でこの世に生を受ける。
1980年代前半、私立大学医学部入学 学生時代はラグビーと酒に溺れた6年間で女性からは全く相手にされなかった。
1980年代後半、卒業と同時に医師国家試験合格、同年大学病院外科学教室に入局。消化器外科、心血管外科、小児外科、救命救急センターを学内で研修。その後4か所の病院で消化器外科医として勤務し米国留学。
外科専門医、消化器外科認定医、学位習得し大学医局を退局。
4つの病院で勤務し、2000年代前半に在宅療養支援診療所を開設し現在に至る。

【座右の銘】The show must go on. No pain,no gain.
【弱点】医者という立場を心得ず患者さんにのめり込んでしまい、患者とともに笑い、ともに泣いてしまう点はプロとして失格である。実は人間より犬が好き。

上記内容は本書刊行時のものです。