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奥八女 矢部峡谷の棚田考
A5判
246ページ
並製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年9月20日
- 登録日
- 2020年7月17日
- 最終更新日
- 2020年9月24日
書評掲載情報
2020-10-10 | 西日本新聞 朝刊 第49174号 |
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紹介
奥八女矢部峡谷の険しい山間に棚田を拓き、逞しく生きた祖先の歴史を語る。
なぜ、祖先は辺境の地・矢部に棚田を築いたのか?
矢部の棚田からは矢部の人々の生きていく術、力強さが見えてくる。
棚田の調査・研究を行ってきた著者による集大成。
目次
第1章 古代の森に生きた矢部の祖先
1 厳しい自然環境
2 古代の矢部の森は
3 古代における矢部の祖先を考える
4 矢部に隣接する村々の遺跡と伝説
5 古代における矢部の祖先の形成過程
第2章 南北朝争乱と矢部
1 九州南朝征西府の盛衰
2 後醍醐天皇と金烏の御旗
3 五条頼元の矢部領有
4 五条氏家臣の矢部定住
第3章 矢部峡谷の棚田 -棚田の分布とその概要―
田出尾川流域の棚田
山口の棚田
女鹿野の棚田
別当の棚田
竹原の棚田
山枳殻・柏木の棚田
上野の棚田
牧曽根の棚田
鍋平の棚田
第4章 矢部峡谷の棚田稲作と農耕儀礼
1 自然への畏敬
2 八女津媛神社
3 浮立
4 八女津媛誕生秘話
前書きなど
矢部の地は南朝方の拠点となり、このことが戦国時代初期まで続く。
これが矢部の土地開発、とりわけ棚田の開発に大きく影響している。従って南北朝時代の矢部について「南北朝争乱と矢部」の一項を起こし、その影響の概略を示してみた。
また、この調査研究に取り掛かった動機が浮立にあったので、最後に「矢部峡谷の棚田稲作と農耕儀礼」として結びとした。
上記内容は本書刊行時のものです。