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近代日本におけるイスラームの転回 黒田賢治(著) - 春風社
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近代日本におけるイスラームの転回 (キンダイニホンニオケルイスラームノテンカイ) 漂泊する知の考古学 (ヒョウハクスルチノコウコガク)

哲学・宗教
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発行:春風社
A5判
336ページ
上製
定価 4,300 円+税   4,730 円(税込)
ISBN
978-4-86816-070-0   COPY
ISBN 13
9784868160700   COPY
ISBN 10h
4-86816-070-2   COPY
ISBN 10
4868160702   COPY
出版者記号
86816   COPY
Cコード
C0014  
0:一般 0:単行本 14:宗教
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年12月
書店発売日
登録日
2025年11月18日
最終更新日
2025年12月23日
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紹介

イスラームという信仰は、この国でいつ発見され、どのように理解されてきたのだろうか。西洋と中国という経路によってもたらされ、仏教やアジア主義といったフィルターを通して変容し、やがてその一部は忘れ去られていった、知の系譜を掘り起こす試み。
新井白石による「マァゴメタン」の発見、文久遣欧使節団の「仏像」なきモスク体験、「怪傑マホメツト」像の創造、山岡光太郎に先立つ中島裁之の「メッカ」視察談の謎、そして大正三年の「巡礼船事業」……
日本はどのようにして、独自のイスラーム観を形成してきたのか。

目次

序章
第一章 イスラームの発見とサムライたちの教養
第二章 幕末日本におけるイスラームとの邂逅――文久遣欧使節団の記述より
第三章 西洋への眼差しのなかのイスラーム
第四章 明治日本のイスラーム――外来知識の咀嚼と帝国の戦略
第五章 翻訳時代のムハンマドの小伝と知の共鳴
第六章 明治期後期のイスラームをめぐる知の展開と系譜――ムハンマドの伝記とその資料
第六章補論 聖典クルアーン研究の先駆者藤田季荘
第七章 一九〇七年の中島裁之の世界旅行と「メッカ」視察談――日本初のマッカ訪問者をめぐって
第八章 近代日本とイスラーム世界の関係再考――大正三年巡礼船事業を中心に
終章

あとがき
参考文献
索引

著者プロフィール

黒田賢治  (クロダケンジ)  (

1982年奈良県生まれ。2011年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。人間文化研究機構 総合人間文化研究推進センター研究員、国立民族学博物館助教などを経て、25年9月より国立民族学博物館グローバル現象研究部准教授。
専門は中東地域研究、イスラーム研究、文化人類学。

著書に『イランにおける宗教と国家――現代シーア派の実相』(2015年、ナカニシヤ出版)、『戦争の記憶と国家――帰還兵が見た殉教と忘却の現代イラン』(2021年、世界思想社、国際宗教研究所賞奨励賞受賞)、『現代イラン史――イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで』(2025年、中央公論新社)などがある。共著に『大学生・社会人のためのイスラーム講座』(2018年、ナカニシヤ出版)、『「サトコとナダ」から考えるイスラム入門』(2020年、星海社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。