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ぼそぼそ声のフェミニズム 増補新版 栗田 隆子(著) - 作品社
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ぼそぼそ声のフェミニズム 増補新版 (ボソボソゴエノフェミニズム ゾウホシンバン)

社会一般
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発行:作品社
四六判
256ページ
並製
定価 2,200 円+税   2,420 円(税込)
ISBN
978-4-86793-137-0   COPY
ISBN 13
9784867931370   COPY
ISBN 10h
4-86793-137-3   COPY
ISBN 10
4867931373   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2026年1月13日
最終更新日
2026年5月5日
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紹介

★作品社公式noteで「はじめに」全文公開中→「ぼそぼそ声 試し読み」で検索!

「カッコ悪いフェミニストがここにいる」

「弱さ」と共にある、これからの思想のかたちを描き話題を呼んだ名著に、書き下ろし「新しい「ぼそぼそ」たちへ」を加えた、私たちのためのフェミニズム宣言書。

就活・婚活、非正規雇用、貧困、ハラスメント、#MeToo……
現在の社会が見ないようにしてきた問題を、さらには、それと闘うはずのフェミニズム理論や社会運動からすらこぼれ落ちてきたものを拾い集めて、つぶやき続ける――〈私〉が、そして〈あなた〉が「なかったこと」にされないために。
「弱さ」と共にある、これからのフェミニズムのかたち。


【目次】
はじめに ぼそぼそ声のフェミニズム
●Ⅰ 〈私〉から出発し、女性の貧困を見据えること
 1 ないものとされてきた女性たち
 2 教える/教わる「女性の問題」
 3 シューカツを巡る〈大人〉の欲望のまなざし
 4 取り散らかった「私の部屋」から出発する
●Ⅱ 女性を分かつもの
 5 労働の「他女」/アカデミックなフェミニズムの「他女」として叫ぶこと
 6 〝偽装〟婚活迷走レポート
 7 「愚かさ」「弱さ」の尊重
●Ⅲ 新しい「運動」へ
 8 「自立」に風穴を開けるために
 9 「気持ち悪い」男・「気持ち悪い」出来事
 10 真空地帯としての社会運動
 11 「私も」(MeToo)を支えるもの
●Ⅳ 新しい「ぼそぼそ」たちへ
 12 「ぼそぼそ声」と「フェミニズム」 
あとがき
増補新版へのあとがき

目次

はじめに ぼそぼそ声のフェミニズム
 「わからない」を抱えつつ
 私の「フェミニズム」との出会い
 身近な女性たちから感じるフェミニズムの気配
 フェミニズムと祈り――己の「弱さ」に心を向けていく
 この本の読み方

Ⅰ 〈私〉から出発し、女性の貧困を見据えること
1 ないものとされてきた女性たち
 私はないものとされてきた
 「結婚さえすれば」……
 「贅沢」と「貧乏」
2 教える/教わる「女性の問題」
 「学校外」で学んだ女性解放の思想
 「フェミニズムは教えるものではなく“教わる”ものである」
 「教える」場所と「教わる」場所
 学校の記憶から
3 シューカツを巡る〈大人〉の欲望のまなざし
 「ものすごい、ショックです」
 「就職活動」と「シューカツ」
 「××カツ」を巡る欲望
4 取り散らかった「私の部屋」から出発する
 私という部屋
 変わったこと・変わらないこと
 増殖してゆく問い
 男性の貧困との位相の違い
 「政治」に関わりうる回路
 「組織」に向き合う

Ⅱ 女性を分かつもの
5 労働の「他女」/アカデミックなフェミニズムの「他女」として叫ぶこと
 「働くことが怖い」――働く女性たちを突き刺すとき
 無頓着な暴力装置としての会社
 「キャリア」と「自己実現」
 すべてにいったん「?」をつぶやく
6 〝偽装〟婚活迷走レポート
 “偽装”婚活の一歩
 婚活について語る困惑
 某大手結婚相手紹介サービスでのカウンセリング
7 「愚かさ」「弱さ」の尊重
 運動の中に居場所はなかった
 努力ができないということ
 「できる」でも「できない」でもなく

Ⅲ 新しい「運動」へ
8 「自立」に風穴を開けるために
 「自立」はどうしてこんなに怖い言葉になったのか?
 「大変」「努力」そして「自立」
 かつての「憧れ」の自立
 「自立とは孤立だ」
 対話の場作り
9 「気持ち悪い」男・「気持ち悪い」出来事
 「運動内の人間関係も政治的なこと」
 「かわいそう」って何だ?
 支配欲の「気持ち悪さ」
10 真空地帯としての社会運動
 「犬をけしかけられる」ような苦しみ
 声を上げるとは?――「公」としての運動の領域を巡って
 歴史の断絶――「組織内女性差別問題」を巡って
 恋愛という名の免責作用
 真空地帯が開かれること
11 「私も」(MeToo)を支えるもの
 「私も」の「も」
 「私が」という馴染み深い感覚
 「あなたは一人ではない」

Ⅳ 新しい「ぼそぼそ」たちへ
12 「ぼそぼそ声」と「フェミニズム」
 「ぼそぼそ」の理由
 「自分の名前」の本
 学者ではない女性が語るフェミニズム
 覇気のないフェミニスト宣言書
 社会に響くぼそぼそ声

あとがき
増補新版へのあとがき

著者プロフィール

栗田 隆子  (クリタ リュウコ)  (

(くりた・りゅうこ)
文筆家。1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌などで執筆。著書に『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)、『〈シリーズ「あいだで考える」〉ハマれないまま、生きてます――こどもとおとなのあいだ』(創元社)、『呻きから始まる――祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、共著に『高学歴女子の貧困――女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書)、『フェミニズムはだれのもの?――フリーターズフリー対談集』(人文書院)、『1995年――未了の問題圏』(大月書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。