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私たちが刈り取った男たち ジェスミン・ウォード(著) - 作品社
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私たちが刈り取った男たち (ワタシタチガカリトッタオトコタチ)
原書: Men We Reaped

文芸
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発行:作品社
四六判
288ページ
定価 2,700 円+税   2,970 円(税込)
ISBN
978-4-86793-134-9   COPY
ISBN 13
9784867931349   COPY
ISBN 10h
4-86793-134-9   COPY
ISBN 10
4867931349   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年3月
書店発売日
登録日
2025年12月19日
最終更新日
2026年5月5日
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書評掲載情報

2026-04-24 朝日新聞
評者: 都甲幸治[文芸時評「分類 押し付けられる苦さ ここにない世界を見る心」]
2026-04-18 朝日新聞  朝刊
評者: 石井美保(京都大学教授・文化人類学)
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紹介

★作品社公式noteで「解説」全文公開中→「私たちが刈り取った男たち 解説」で検索!

全米批評家協会賞最終候補作!
最愛の弟をはじめとする、五人の親しい男たちの相次ぐ早世。自身と家族たち、仲間たちの苦悩と苦闘。そして、アメリカ南部で黒人として生きていくことの困難。全米図書賞を二度受賞した、現代アメリカ文学最重要の作家による、痛切なメモワール。


 私はターシャとブランドンの言葉を思い出し、ログを殺したのは何者なのか、私たちを間引いていくのは何者なのか、考えた。ログの死は自らの行為、彼自身の心臓がもたらした結果だ。ならば私たちを殺す〈何者か〉とは、私たち自身なのだろうか? それともこうして死が累々と重なっていくそばで、愛する者たちが死んでいくそばで、私はなにか、もっと大きな物語を見落としているのだろうか? そもそも相手は人間なのか? ヘッドライトの明かりが闇のなかに銀色の筋となって浮かびあがり、ふいに、その〈何者か〉が闇のようにとほうもなく広大で、底なしで、すぐそこに迫っているような気がしてきた。私は音楽を止め、歌の語りを消して、甲高い虫の鳴き声と窓のそばをひゅうと過ぎていく熱風だけに耳を傾け、家路をたどった。それらのなかに物語を聞き取り、私たちの筋書きを書いている〈何者か〉の正体を突き止めてやろうと試みた。(本書より)


【内容目次】
プロローグ
ここは狼の町 遠い過去~一九七七年
ロジャー・エリック・ダニエルズ三世 一九八一年三月五日生まれ 二〇〇四年六月三日没
私たちが生まれる 一九七七年~一九八四年
デモンド・クック 一九七二年五月十五日生まれ 二〇〇四年二月二十六日没
私たちは傷つく 一九八四年~一九八七年
チャールズ・ジョセフ・マーティン 一九八三年五月五日生まれ 二〇〇四年一月五日没
私たちは見ている 一九八七年~一九九一年
ロナルド・ウェイン・リザナ 一九八三年九月二十日生まれ 二〇〇二年十二月十六日没
私たちは学んでいる 一九九一年~一九九五年
ジョシュア・アダム・デドー 一九八〇年十月二十七日生まれ 二〇〇〇年十月二日没
私たちはここにいる

謝辞
訳者あとがき

目次

プロローグ
ここは狼の町 遠い過去~一九七七年
ロジャー・エリック・ダニエルズ三世 一九八一年三月五日生まれ 二〇〇四年六月三日没
私たちが生まれる 一九七七年~一九八四年
デモンド・クック 一九七二年五月十五日生まれ 二〇〇四年二月二十六日没
私たちは傷つく 一九八四年~一九八七年
チャールズ・ジョセフ・マーティン 一九八三年五月五日生まれ 二〇〇四年一月五日没
私たちは見ている 一九八七年~一九九一年
ロナルド・ウェイン・リザナ 一九八三年九月二十日生まれ 二〇〇二年十二月十六日没
私たちは学んでいる 一九九一年~一九九五年
ジョシュア・アダム・デドー 一九八〇年十月二十七日生まれ 二〇〇〇年十月二日没
私たちはここにいる

謝辞
訳者あとがき

著者プロフィール

ジェスミン・ウォード  (ジェスミン ウォード)  (

(Jesmyn Ward)
ミシガン大学ファインアーツ修士課程修了。マッカーサー天才賞、ステグナー・フェローシップ、ジョン・アンド・レネイ・グリシャム・ライターズ・レジデンシー、ストラウス・リヴィング・プライズ、の各奨学金を獲得、および2022年米国議会図書館アメリカ・フィクション賞を受賞。『骨を引き上げろ(Salvage the Bones)』(2011年)と『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え(Sing, Unburied, Sing)』(2017年)の全米図書賞受賞により、同賞を2度にわたり受賞した初の女性作家となる。そのほかの著書に小説『線が血を流すところ(Where the Line Bleeds)』、『降りていこう(Let Us Descend)』およびメモワール『わたしたちが刈り取った男たち(Men We Reaped)』(本書)などが、編書にアンソロジー『今度は火だ(The Fire This Time)』がある。『わたしたちが刈り取った男たち』は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれたほか、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞および公正な社会のためのメディア賞を受賞。現在はルイジアナ州テュレーン大学創作科にて教鞭を執る。ミシシッピ州在住。

石川 由美子  (イシカワ ユミコ)  (

(いしかわ・ゆみこ)
琉球大学文学科英文学専攻課程修了。通信会社に入社後、フェロー・アカデミーにて翻訳を学び、フリーランス翻訳者として独立。ロマンス小説をはじめ、「ヴォーグニッポン」、「ナショナルジオグラフィック」、学術論文、実務文書など、多方面の翻訳を手掛ける。訳書に、『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』、『骨を引き上げろ』、『線が血を流すところ』、『降りていこう』(以上作品社)など。

青木 耕平  (アオキ コウヘイ)  (解説

(あおき・こうへい)
愛知県立大学准教授。

上記内容は本書刊行時のものです。