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やさしい社会をみんなで創るために コミュニケーション共生科学への誘い 菊澤 律子(著) - 文学通信
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やさしい社会をみんなで創るために コミュニケーション共生科学への誘い (ヤサシイシャカイヲミンナデツクルタメニ コミュニケーションキョウセイカガクヘノイザナイ)

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発行:文学通信
A5判
96ページ
並製
価格 1,300 円+税   1,430 円(税込)
ISBN
978-4-86766-101-7   COPY
ISBN 13
9784867661017   COPY
ISBN 10h
4-86766-101-5   COPY
ISBN 10
4867661015   COPY
出版者記号
86766   COPY
Cコード
C0080  
0:一般 0:単行本 80:語学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年7月31日
書店発売日
登録日
2025年7月7日
最終更新日
2025年8月6日
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紹介

現在の社会では、言葉の問題だけではなく、さまざまな特性によりコミュニケーションがとりづらい人たちがいます。
みんながストレスなく生活していくだけでなく、すべてのひとに力を発揮してもらえる社会にするために、いまどんな課題があり、それをどうやって解決していけばよいのでしょうか?
それを考えるのが新しい学問分野「コミュニケーション共生科学」です。

本書は、現代の社会とコミュニケーションの課題を考え、そもそも「コミュニケーション」とは?という疑問に答えつつ、「コミュニケーション共生科学」とはなにかを紹介。私たちの日常にある言語やコミュニケーションに目を向け、さまざまな人のコミュニケーションの共生が実現していく道のりを考えていきます。

【多様な特性をもつ人がいる社会で、誰もが活躍するためには社会がどのようになっていったらいいのか、共生のためにどう解決したらよいのか。コミュニケーション共生社会の実現のためには、一つひとつの事例を科学的に分析して、異分野間でコミュニケーションをとる場をもつことが、課題解決と、さらにその先の課題の気づきへとつながってゆくと考えています。】

目次

はじめに──コミュニケーション共生社会実現にむけて(菊澤律子)

現代の社会とコミュニケーション
未来のコミュニケーションのために考えたこと
シリーズ「コミュニケーションの未来を創る」とは

第1部 コミュニケーションの未来を創る
──誰にとってもやさしい社会を実現するには(菊澤律子)

はじめに

1 「コミュニケーション」とは?

2 「日本語をしゃべってほしい」は幻想
日本語以外の言語を母語とする人たちのこと
ろう者のこと
視覚障害者のこと
異なる個人の特性とコミュニケーションをどう理解するか

3 「コミュニケーション共生科学」とは?
ソフト、ハード両面からコミュニケーションを科学する
コミュニケーションのメカニズムを整理して考える
コミュニケーションのプロセスが途切れるとき
身近なコミュニケーションの障害
みかけからはわからない障害・弱者とそのニーズ

4 本シリーズのプロジェクトと私たち
発端は手話言語の研究
「手話が言語である」の説明がない!?
横のつながりはなぜ大事?

5 共生社会にむけて──ミライの社会・シャカイの未来
博物館の展示と手話言語
さまざまな特性による「コンフリクト(衝突)の発生」
研究の未来──誰にとっても優しいコミュニケーション情報社会

第2部 日常生活に散らばる言語やコミュニケーションに目を向ける
(小磯花絵・朝日祥之・菊澤律子)

国立国語研究所の役割──言語生活に起きていることをとらえる
生物学的に人間に言語に特化した器官はない
何かを変えるとは小さな実現を積み重ねていくということ

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プロジェクトのこれまでの取り組み
プロジェクト各研究班の進捗状況
プロジェクト関連書籍のご案内
コミュニケーション共生科学の創成 公式ウェブサイトのご案内

サポートメンバーによる編集後記
・桂融〈けい・ゆう〉・国立民族学博物館菊澤研究室
・白川憩〈しらかわ・いこい〉・国立民族学博物館菊澤研究室
・文学通信編集部

著者プロフィール

菊澤 律子  (キクサワ リツコ)  (

国立民族学博物館人類基礎理論研究部・教授。研究分野は歴史言語学、言語情報学。主な仕事に『しゃべるヒト 言葉の不思議を科学する』(共編、文理閣、2023年)など。

小磯 花絵  (コイソ ハナエ)  (

国立国語研究所研究系・教授。研究分野はコーパス言語学。主な仕事に「コーパスを用いて日常のことばの特徴を調べてみよう」(『ことばの波止場』vol.11、https://kotobaken.jp/digest/11/d-11-05/)など。

朝日 祥之  (アサヒ ヨシユキ)  (

国立国語研究所研究系・教授。研究分野は社会言語学、言語接触。主な仕事に『言語コミュニケーションの多様性』(共編、くろしお出版、2022年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。