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武士たちの碑
日本最大の国難・元寇
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年6月8日
- 登録日
- 2025年5月25日
- 最終更新日
- 2025年6月10日
紹介
この国は神様に守られている? だから何もしなくて良い?
「断じてそれは違う!!」
国難を憂い、武士たちの志を現代に伝えた男……湯地丈雄
知られざる元寇の真実に迫る、圧巻の歴史ドキュメント!
蒙古襲来、博多の戦い、防塁建設――あなたの知る「元寇」はほんの一部にすぎない。
本書は、通説を超えて、戦の真の目的や戦略の変遷を多角的に読み解き、現代にも通じる“防衛意識”の原点を明らかにする。
さらに、明治時代に湯地丈雄が元寇での武士たちの戦いを偲び、記念碑として建立に尽力した亀山上皇像と、その像に託された武士たちの誇りと未来への警鐘にも迫る。
これは、ただの歴史漫画ではない。
国難に立ち向かった者たちの魂を今に伝える、熱き記憶の継承である。
歴史ファン必読 ! いまこそ、元寇の真実を追体験せよ!!
【作家・ジャーナリスト 門田隆将氏 推薦】
福岡の盟友 井上政典氏が企画・制作したこの『武士たちの碑』をぜひ多くの日本人によんでもらいたい。それは祖国を救うべく命を懸けた元寇という国難を乗り越えた武士(もののふ)たち。そのことを平和ボケした明治期の日本人に警鐘を鳴らすべく生涯をかけて奮闘した湯地丈雄という人物を知ってほしいからだ。
「背私向公(はいしこうこう)」という聖徳太子の教えをそのまま実現した明治期の漢が残したのが福岡市の東公園にそびえ立つ亀山上皇という碑(いしぶみ)。その台座には建立に17年余りの歳月を費やした男の名はない。彼は決して自己顕示欲や出世のためにこれを成し遂げたのではなく、一国民として祖国の行く末を憂う一心だった。
こういう日本人が現在の国難を乗り切るためには必要だと大いに感じるからだ
目次
扁額「敵国降伏」
巻頭カラー資料「亀山上皇像」
序 章 … 浜辺の出会い
第一章 … 迫り来る暗雲
第二章 … 文永の激戦
第三章 … 二度目の来襲
終 章 … 武士たちの碑
編集後記 / 協賛広告
■ コラム「元寇のギモン」 歴史ナビゲーター 井上政典
1.元寇はなぜ起きたのか?
2.元軍はどこから上陸したのか?
3.元寇防塁とはどんなもの?
4.元の船を沈めたものは?
5.国防意識から生まれた二つの像
前書きなど
【編集後記】より
この本はすべての日本人に読んでほしいと思っております。祖国を守るために戦った鎌倉武士団とそれを支えた人々。そしてその国防意識を全国民に植え付けようと安定した生活を捨てて、一心不乱に全国行脚し、寄付金を集めて回った湯地丈雄とそのご家族のことを知ってほしいのです。どんな思いでこの事業を成就させたのかをそれぞれの感性で受け取ってほしいのです。
そして最後に湯地丈雄が自分の売名やお金儲けのためではなく、一途に祖国の安寧を願って行動をしたことの証として、湯地の名前が銅像の台座にもどこにもないことを明記しておきます。この湯地丈雄の気高く、崇高な思いを感じ取ってもらったら、故牟田敏雄氏も天国で喜ばれると思います。
版元から一言
漫画家・渋田武春の詳細な時代考証による鎧など武具を身に着けた鎌倉武士たちの迫力ある戦闘場面の描写も見どころです。
上記内容は本書刊行時のものです。