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鍬谷|地方小
直接取引:
あり(自社)
米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集Ⅲ
世界の食糧騒擾と日本の米騒動研究
発行:集広舎
4-6
254ページ
並製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月20日
- 書店発売日
- 2022年2月5日
- 登録日
- 2021年12月7日
- 最終更新日
- 2022年8月28日
紹介
同心円的なウォーラステインの世界システム論は単純に過ぎると、経路別近代化論が提起され、世界の食糧騒史のなかに日本の米騒動とその研究史が位置づけられる。石高制下の特権商人を襲う街頭騒擾から、維新=「上からの近代化」の移植産業革命が生み出した労働者の争議・消費者運動が主導する、近代米騒動に変容する。
目次
第1部 世界の食糧騒擾
第1章 農業が始まって食糧危機・騒擾が発生する
第2章 中世末・ルネッサンス期の食糧騒擾
第3章 大航海時代に食糧騒擾も世界化
第4章 西欧市民革命と食糧騒擾
第5章 日本近世の米騒動
第6章 食糧騒擾の西欧型終焉と、世界の経路別近代化
第7章 極東版の「上からの近代化」と米騒動の変容
第8章 日本の近代米騒動とモーラル・エコノミー論
第2部 日本米騒動の研究史
第9章 各層の「米騒動」期における反応
第10章 戦前の「米騒動」研究
第11章 戦後一九五〇年代までの研究
第12章 五〇周年期(一九六八年前後)からの研究
第13章 六〇周年(一九七八年)代の研究
第14章 七〇周年(一九八八年)期から二〇〇〇年代へ
第15章 大戦末「米騒動」の原因・勃発構造の認識へ
上記内容は本書刊行時のものです。