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鍬谷|地方小
直接取引:あり(自社)
牡丹社事件 マブイの行方[増補版]
2
日本と台湾、それぞれの和解
発行:集広舎
四六判
324ページ
並製
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年5月15日
- 書店発売日
- 2021年5月15日
- 登録日
- 2021年3月25日
- 最終更新日
- 2022年9月14日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2021-05-15 |
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紹介
日台はどのように
過去の清算に努めたか?
日台近代史の出発点、牡丹社事件の末裔が和解に動いた。
加害と被害の歴史を巡る両者の葛藤。マブイ(魂)の鎮魂、
彼らの祈りは?琉球民遭難殺害事件から150年、新たに見えてきた日台のドラマ。
2020年までの日台双方の和解の試みを補筆。
「著者はこの忘れられた事件から百数十年を経て、謝罪、和解の動きがあることを克明に追う。特に、原住民のパイワン族の口伝を紹介する章は特筆すべきである」
(保阪正康氏・朝日新聞書評欄)
「近代日本拡張主義の一里塚となった重大事件ながら、歴史の記述には当事者の言葉が決定的に欠けている。それが作者が抱いた問題意識だった」
(野嶋剛氏・沖縄タイムス書評欄)
「加害者と被害者、双方の子孫の心情や葛藤を見詰めながら、本書は和解の努力やゴールのあり方を掘り下げている」
(長崎新聞・文化欄)
目次
序 章 耳を疑ったニュース
・飛び込んできた、ビックリ仰天のニュース
第一章 和解への旅
・時空を超えて、事件の被害者と加害者の末裔が向き合った
第二章 事件の顛末
・日本人が、すっかり忘れているあの事件
第三章 末裔たちの葛藤
・末裔たちは、歴史を背負って生きてきた
第四章 パイワン族の口伝
・日本の公文書が記録できなかった、事件の核心「なぜ?」
第五章 忘却の拠点地
・長崎から台湾出兵を振り返る
第六章 未来への残像
・和解のゴールを求めて歩み続ける人々
終 章 マブイの行方
・未知の彼方からマブイの視線が・・・
関連リンク
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784904213728
上記内容は本書刊行時のものです。