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在宅専門医という生き方 内田 貞輔(著/文) - 日本医療企画
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在宅専門医という生き方 (ザイタクセンモンイトイウイキカタ) 「動く総合病院」が診療所経営を変える

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A5
170ページ
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86729-166-5   COPY
ISBN 13
9784867291665   COPY
ISBN 10h
4-86729-166-8   COPY
ISBN 10
4867291668   COPY
出版者記号
86729   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年3月27日
書店発売日
登録日
2023年3月17日
最終更新日
2023年5月10日
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紹介

異なる専門領域の医師を揃え、幅広い視点から高齢者を自宅で見守る
これまでの「在宅医療」のあり方を打ち破る「動く総合病院」として、
「24時間・365日対応」。      
新たな医療を切り拓く内田医師。「在宅医療」の魅力とやりがい、めざすべき
医療の未来像を通して、「在宅専門医としての生き方」を熱く語る!

目次

■Prologue■
印象深い「在宅看取り」のエピソード
73歳で肺がんを発症したAさんのケース
脳梗塞で寝たきりになったCさんのケース
人生の最期をどのように迎えるか
納得できる最期を患者・家族とともに考える
人工栄養や輸液はむしろ有害
訪問回数を増やし、穏やかな最期をサポート
旅立つ家族から「命を受け継ぐ」

■PART1■
なぜ、いま在宅医療が求められているのか
高まる在宅医療に対する期待
在宅医療の普及には啓蒙活動が重要
治す医療から支える医療へ
在宅医療の10 のメリット
在宅医療は「人生の最期」だけではない
在宅医療に関する6つの誤解
在宅医療が困難なケースもある

■PART2■
在宅専門医に必要な資質、目指すべき医療のかたち
“施設と組む”スタイルの確立
開業1年目に起きたさまざまなトラブル
医師会に入会できず、紹介患者がゼロ
質の高い医療を続ければ、必ず周囲が認めてくれる
コンセプトは「動く総合病院」
在宅医療のプロとして追求すべきこと
在宅医療はオーダーメイド医療である
「在宅入院」という独自の考え方
普通の生活に戻すところまでが治療
病院や施設の当たり前を在宅に持ち込んではいけない
終末期の不安をいかに和らげる
数値には表れない行為が信頼感を生む
笑顔が溢れる看取りを目指したい

■PART3■
組織の成長を支えるマネジメントと人材育成
1日の訪問スケジュール
看護師を要とする訪問スタイル
地域連携室が担う重要な役割
事業拡大に欠かせない組織体制の整備
バックオフィスの機能強化とタスクシフト
主体的に選ばれるクリニック、選ばれる法人へ
どの医療機関でも通用する人材を育成する
充実した教育体制で職員の成長を支援
学習効果を高める仕組みづくり
職員はやりがいを持って働けているか
ITを積極活用した業務の効率化
同じ志を持った仲間を集めたい
在宅医療を正しく理解してもらうために
職員それぞれの体験・それぞれの成長
在宅医療のやりがいを感じ、成長できる環境
  静岡ホームクリニック院長/医師 松本拓也
笑いのある看取りを目指して
  法人診療部看護師 鈴木梨恵
各分院の地域連携室スタッフに自分の経験を伝えたい
  法人顧問/連携室看護師 望月悦子

■PART4■
在宅専門医という生き方
「互助」が当たり前の田舎町で育つ
医師を目指したきっかけ
恩師の闘病を知り、リウマチ内科の道へ
在宅医という天職との出会い
念願の開業、刺激に満ちた日々を送る
諸先輩方のアドバイスを糧に
美容師をしていた母の教え
相応の覚悟がなければ開業できない時代へ
チャレンジを続けることが重要

■PART5■
医療法人社団貞栄会が目指す地域医療の将来像
地域からの要請で首都圏に分院展開
都市部を中心に在宅医療の受け皿が不足
安易な考え方の施設とはパートナーになれない
在宅医に求められる資質・心構え
病気だけでなく心にも向き合う
仲間の独立開業を全力でバックアップ
在宅医療を通じた社会貢献
新たな在宅医療のモデルを創出する
静岡市でナンバーワンを目指す

■PART6■
特別対談:先駆者と語る!在宅医療が目指すべき未来
志あるクリニックとともに在宅医療のアライアンスを形成したい
  佐々木淳(医療法人社団悠翔会理事長・診療部長)
医療と介護の境界線を越えたシームレスな連携を目指して
  江頭 大(株式会社日本アメニティライフ協会取締役事業本部長)
変化の時代に適応するためには学習し続ける力が不可欠
  山下和洋(株式会社ヤマシタ代表取締役社長)
患者さんの不安に寄り添い“楽しい”在宅医療を実践するために
  長尾和宏(長尾クリニック名誉院長)

版元から一言

著者医療法人社団貞栄会理事長・内田貞輔氏が「在宅専門医のあるべき姿」を説いた
内容です。

内田氏が考える在宅医療とは、一人の総合診療医(GP)が孤軍奮闘してその地域を守ると いうものではなく、各科の専門医が高齢者の自宅に赴く、
いわば総合病院が訪問診療を行うというカタチのものです。
もちろん、専門医であってもプライマリケアの視点を大切にしています。

内田氏は、自院のコンセプトを「動く総合病院」と掲げ、24 時間 365 日体制で
高齢者の家族とともに終末期、看取りを重視した質の高い医療に心血を注いでいます。

著者プロフィール

内田 貞輔  (ウチダ テイスケ)  (著/文

医療法人社団貞栄会理事長/医学博士
栃木県出身。2007 年聖マリアンナ医科大学卒業。                 13 年聖マリアンナ医科大学内科学講座助教。                          15 年より静岡ホームクリニック院長。16 年11 月に同クリニックを法人化し、      医療法人社団貞栄会を設立。静岡市駿河区を中心に在宅医療に従事してきた。     また、東京都港区には「三田在宅診療クリニック」、                千葉県千葉市には「千葉在宅診療クリニック」、                  愛知県名古屋市には「なるみ在宅診療クリニック」がある。
【専門医資格】※ 2022 年12 月現在 

日本在宅医療連合学会在宅専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会認定医・  指導医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・                     指導医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、                  日本内科学会総合内科医、日本緩和医療学会緩和医療認定医、            日本抗加齢医学会専門医、難病指定医師、肢体不自由児指定医師

上記内容は本書刊行時のものです。