版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
海の第二次世界大戦 クレイグ・L・シモンズ(著) - えにし書房
.
詳細画像 0
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
八木     ト・日・他     書店
トランスビュー     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

海の第二次世界大戦 (ウミノダイニジセカイタイセン) グローバルヒストリー (グローバルヒストリー)
原書: WORLD WAR Ⅱ AT SEA

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:えにし書房
B5判
縦263mm 横183mm 厚さ34mm
重さ 1100g
520ページ
上製
価格 7,000 円+税   7,700 円(税込)
ISBN
978-4-86722-141-9   COPY
ISBN 13
9784867221419   COPY
ISBN 10h
4-86722-141-4   COPY
ISBN 10
4867221414   COPY
出版者記号
86722   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年8月20日
書店発売日
登録日
2025年6月2日
最終更新日
2025年8月9日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

海軍研究の第一人者が、第二次世界大戦間の海に関する膨大な事象を、包括的かつ詳細に記述した第一級史料。2018年、オックスフォード大学出版局から発売され、多くの反響と好評を得た必読書の全訳。正確で詳細な軍事・作戦面の技術的解説だけでなく、その政治的・社会的背景や作戦従事者、大統領から一兵卒までの心理を巧みな筆致によって、いきいきと描き出し、読者を引き込む優れたエンターテイメント性をも兼ね備えた稀有な1冊。第二次大戦海軍研究の決定版。詳細な地図、写真多数収載。

目次

序言 

プロローグ ロンドン 1930 年 (海軍軍縮会議)

第1部 ヨーロッパの戦争
 第1章 U ボート(UNTERSEEBOOTEN)
  スカパ・フローで戦艦ロイヤル・オークを撃沈
 第2章 装甲艦(PANZERSCHIFFE)
  ポケット戦艦の通商破壊戦/ラプラタ沖海戦
 第3章 ノルウェー
  ノルウェー占領をめぐる戦い
 第4章 フランス陥落
  ダンケルク/降伏後のフランス海軍
 第5章 イタリア海軍(レジア・マリーナ)
  イタリア参戦後の地中海/タラント空襲/1940年末頃の動向/マタパン岬沖海戦
 第6章 通商破壊戦Ⅰ
  Uボートと護送船団/水上襲撃艦/仮装巡洋艦
 第7章 戦艦ビスマルク
  ビスマルクを巡る状況/フッド撃沈/ビスマルクを追跡/ビスマルク撃沈

第2部 戦争の拡大
 第8章 昇る太陽
  軍縮条約と日本の軍国化/大和と武蔵/大戦への道
 第9章 二大洋海軍
  両洋艦隊法/参戦前の米英協力の実態
 第10章 真珠湾攻撃とマレー沖海戦
  真珠湾攻撃/マレー沖海戦
 第11章 大あばれ
  日本軍の怒涛の進撃/スラバヤ沖海戦/インド洋作戦
 第12章 通商破壊戦Ⅱ
  エニグマ・マシン(暗号機)/米国東海岸Uボート戦と日系人強制収容/北極海護送船団

第3部 分水嶺 
 第13章 潮流を止める
  日本への初空襲/ 珊瑚海海戦/ミッドウェー海戦
 第14章 攻囲された2 つの島
  ガダルカナル島/第一次ソロモン海戦/マルタ島
 第15章 二大洋戦争
  第二次ソロモン海戦/トーチ作戦に向けて/サボ島沖海戦/南太平洋海戦
 第16章 転換点
  北アフリカ上陸作戦(トーチ作戦)/第三次ソロモン海戦
 第17章 通商破壊戦Ⅲ
  Uボートの敗退/アメリカの造船/ 太平洋のアメリカ潜水艦
 
第4部 連合軍の反攻
 第18章 航空機と護送船団
  ダンピール海峡の悲劇/山本五十六撃墜とアメリカ/ロンメル軍団の終焉/シチリア侵攻に向けて
 第19章 ハスキー作戦(シチリア島侵攻)
  上陸用艦艇の開発 / 上陸の実行 / 上陸後の戦
 第20章 2 つの海軍のたそがれ
  イタリア降伏/イタリア本土サレルノ上陸/ドイツ海軍(ノール岬沖海戦)
 第21章 防御網突破
  ガダルカナルからラバウルへの侵攻/中部太平洋の侵攻開始(タラワ)
 第22章 大きな遅い標的(戦車揚陸艦)
  アンツィオ上陸作戦/米軍のマーシャル諸島侵攻/イタリア戦線ローマ占領

第5部 清算
 第23章 D デイ(ノルマンディー上陸)
  上陸作戦開始に向けて/上陸/ノルマンディー上陸後
 第24 章 決戦を求めて
  マリアナ沖海戦/レイテに向けての米軍/レイテに向けての日本軍
 第25 章 レイテ沖海戦(レイテ湾海戦)
  日本艦隊出撃/ シブヤン海海戦で武蔵沈没/小沢艦隊発見でハルゼー、サン・ベルナルディノ海峡を放棄/スリガオ海峡海戦で西村艦隊全滅/サマール沖海戦
 第26 章 縄が締まる
  米潜水艦の成果/ 空母信濃の撃沈/米第3艦隊の台風被害/B-29の空襲と硫黄島
 第27 章 大詰め
  ナチスドイツの終焉/特攻と大和沈没/大日本帝国の終焉

エピローグ 東京湾 1945
あとがき 主要人物のその後

訳者あとがき

版元から一言

世界の海軍史を包括的に、読み物として楽しみながら学べる1冊です。

著者プロフィール

クレイグ・L・シモンズ  (クレイグ エル シモンズ)  (

1946年アメリカカリフォルニア州生まれ。アメリカ海軍兵学校の名誉教授であり、そこで30年間海軍史を教え、そのうち4年間は歴史科の学科長を務めた。また2017年から2020年までアメリカ海軍大学で海事史のアーネスト・J・キング特別教授も務め、最も優れた海軍史家の一人としてその地位を確立している。
これまでの著書『Lincoln and His Admirals(リンカーンとその海軍提督たち)』(2008年)、『The Battle of Midway(ミッドウェー海戦)』(2011年)、『Operation Neptune(ネプチューン作戦)』(2014年)、『Nimitz at War:Command Leadership from Pearl Harbor to Tokyo Bay(戦争でのニミッツ:真珠湾から東京湾までの指揮官としてのリーダーシップ)』(2022年)ほか全17冊。それらの作品に対して、ルーズベルト賞、リンカーン賞、ダドリー・ノックス生涯功労賞など数多くの賞を受賞している。

粟田 亨  (アワタ アキラ)  (

1953年岡山県生まれ。
岡山県立岡山朝日高等学校、東京大学工学部卒業、同大学院修士修了。新日鐵化学株式会社等に勤務。
過去の訳書に『豪華客船スピード競争の物語』(タイタニックを含む北大西洋航路客船150年間のエンジン技術史、成山堂書店、1998年)、『世界の海軍史:近代海軍の発達と海戦』(文芸社、2022年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。