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海の第二次世界大戦
グローバルヒストリー
原書: WORLD WAR Ⅱ AT SEA
- 初版年月日
- 2025年8月5日
- 発売予定日
- 2025年8月10日
- 登録日
- 2025年6月2日
- 最終更新日
- 2025年7月8日
紹介
海軍研究の第一人者が、第二次世界大戦間の海に関する膨大な事象を、包括的かつ詳細に記述した第一級史料。2018年、オックスフォード大学出版局から発売され、多くの反響と好評を得た必読書の全訳。正確で詳細な軍事・作戦面の技術的解説だけでなく、その政治的・社会的背景や作戦従事者、大統領から一兵卒までの心理を巧みな筆致によって、いきいきと描き出し、読者を引き込む優れたエンターテイメント性をも兼ね備えた稀有な1冊。第二次大戦海軍研究の決定版。詳細な地図、写真多数収載。
目次
序言
プロローグ ロンドン 1930 年 (海軍軍縮会議)
第1部 ヨーロッパの戦争
第1章 U ボート(UNTERSEEBOOTEN)
スカパ・フローで戦艦ロイヤル・オークを撃沈
第2章 装甲艦(PANZERSCHIFFE)
ポケット戦艦の通商破壊戦/ラプラタ沖海戦
第3章 ノルウェー
ノルウェー占領をめぐる戦い
第4章 フランス陥落
ダンケルク/降伏後のフランス海軍
第5章 イタリア海軍(レジア・マリーナ)
イタリア参戦後の地中海/タラント空襲/1940年末頃の動向/マタパン岬沖海戦
第6章 通商破壊戦Ⅰ
Uボートと護送船団/水上襲撃艦/仮装巡洋艦
第7章 戦艦ビスマルク
ビスマルクを巡る状況/フッド撃沈/ビスマルクを追 /ビスマルク撃沈
第2部 戦争の拡大
第8章 昇る太陽
軍縮条約と日本の軍国化/大和と武蔵/大戦への道
第9章 二大洋海軍
両洋艦隊法/参戦前の米英協力の実態
第10章 真珠湾攻撃とマレー沖海戦
真珠湾攻撃/マレー沖海戦
第11章 大あばれ
日本軍の怒涛の進撃/スラバヤ沖海戦/インド洋作戦
第12章 通商破壊戦Ⅱ
エニグマ暗号機/米国東海岸Uボート戦と日系人強制収容/北極海護送船団
第3部 分水嶺
第13章 潮流を止める
日本への初空襲/ 珊瑚海海戦/ミッドウェー海戦
第14章 攻囲された2 つの島
ガダルカナル/第一次ソロモン海戦/マルタ島
第15章 二大洋戦争
第二次ソロモン海戦/トーチ作戦に向けて/サボ島沖海戦/南太平洋海戦
第16章 転換点
北アフリカ上陸作戦(トーチ作戦)/第三次ソロモン海戦
第17章 通商破壊戦Ⅲ
Uボートの敗退/アメリカの造船/ 太平洋のアメリカ潜水艦
第4部 連合軍の反撃
第18章 航空機と護送船団
ダンピール海峡の悲劇/山本五十六撃墜とアメリカ/ロンメル軍団の終焉/シチリア侵攻に向けて
第19章 ハスキー作戦(シチリア島侵攻)
上陸用艦艇の開発 / 上陸の実行 / 上陸後の戦
第20章 2 つの海軍のたそがれ
イタリア降伏/イタリア本土サレルノ上陸/ドイツ海軍(ノール岬沖海戦)
第21章 防御網突破
ガダルカナルからラバウルへの侵攻/中部太平洋の侵攻開始(タラワ)
第22章 大きな遅い標的(戦車揚陸艦)
アンツィオ上陸作戦/米軍のマーシャル諸島侵攻/イタリア戦線ローマ占領
第5部 清算
第23章 D デイ(ノルマンディー上陸)
上陸作戦開始に向けて/上陸/ノルマンディー上陸後
第24 章 決戦を求めて
マリアナ沖海戦/レイテに向けての米軍/レイテに向けての日本軍
第25 章 レイテ沖海戦(レイテ湾海戦)
日本艦隊出撃/ シブヤン海海戦で武蔵沈没/小沢艦隊発見でハルゼー、サン・ベルナルディノ海峡を放棄/スリガオ海峡海戦で西村艦隊全滅/サマール沖海戦
第26 章 縄が締まる
米潜水艦の成果/ 空母信濃の撃沈/米第3艦隊の台風被害/B-29の空襲と硫黄島
第27 章 大詰め
ナチスドイツの終焉/特攻と大和沈没/大日本帝国の終焉
エピローグ 東京湾 1945
あとがき 主要人物のその後
訳者あとがき
版元から一言
世界の海軍史を包括的に、読み物として楽しみながら学べる1冊です。
関連リンク
https://www.amazon.co.jp/World-War-II-Sea-History/dp/0190243678
上記内容は本書刊行時のものです。