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チームヒューマン ダクラス ラシュコフ(著) - ボイジャー
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チームヒューマン (チームヒューマン)
原書: TEAM HUMAN

ビジネス
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発行:ボイジャー
四六判
縦18mm 横12mm 厚さ2mm
277ページ
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-86689-108-8   COPY
ISBN 13
9784866891088   COPY
ISBN 10h
4-86689-108-4   COPY
ISBN 10
4866891084   COPY
出版者記号
86689   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年5月25日
書店発売日
登録日
2021年9月8日
最終更新日
2024年7月11日
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紹介

あらゆる技術、市場、制度は人間が作ったものであるのに、多くの場合、人間的とは逆の方向に進んでいきます。デジタル思想家であり、NPR-Oneのポッドキャスト「チームヒューマン」のホストであるダグラス・ラシュコフは、この反人間性の仕組みを明らかにします。そして、人間性を育む社会を作り直すように私たちに呼びかけます。 ラシュコフは100の警告を示し、人間を繋ぐために生み出された力が、どのようにして分断と抑圧に変わっていったかを示します。お金は交換の手段から搾取の手段に変わりました。教育は職業訓練の一部となりました。デジタル時代のテクノロジーはこの傾向をさらに増幅し、私たちの社会の自主性に最大の危機をもたらしました。仕事はロボットに任せ、関心ごとはアルゴリズムに操作され、民主主義はソーシャルメディアに侵食されています。しかし、すべてが失われたわけではありません。チーム・ヒューマンを結成して立ち向かい、手を取り合って社会的な絆を自分たち自身で作り直すときです。

目次

日本の読者のみなさまへ
1章 チームヒューマン ── あなたの声が聞こえてきます
2章 社会的動物 ── 自らを社会化するために生きる
3章 嘘を学ぶ ── メディアのウイルスとは何か
4章 図形と背景 ── 主と客が入れ替わる
5章 デジタルメディア環境 ── モノ化される人間
6章 人を機械として見る ── 人が人のために決めること
7章 経済学 ── ゼロサムゲームからの脱却
8章 人工知能 ── 究極の技術 AIは人類を救うか
9章 パラドックスから畏敬の念へ ── あいまいさの受容
10章 精神性と倫理 ── 人間の「魂」とその行方
11章 自然科学 ── 科学は誰のためにある?
12章 現代ルネサンス ── 自分よりも大きな存在との共鳴
13章 組織化 ── チームヒューマンに参加する
14章 あなたは一人ではない ── 私はここにいます
編集あとがき
奥付

前書きなど

デジタル技術であるインターネットは人が結びつき、想像力を生み出していく拠点として期待されました。しかし、人々の間に新しい関係を築く代わりに人々の繋がりや価値観や思考力を弱めて、人間本来の社会性を弱体化してしまいました。本書では、ネットワークや企業によって、技術が人の能力を高めるものではなく人間を支配するために技術が使われてしまった背後にある問題点を明らかにし、そこから人間性を取り戻していくためにどういった行動をとるべきか、解決策について問いかけています。

著者プロフィール

ダクラス ラシュコフ  (ダクラス ラシュコフ)  (

1961年生まれ。米国ニューヨーク州在住。第1回の「公共的な知的活動における貢献に対するニール・ポストマン賞」を受賞。『PROGRAM OR BE PROGRAMMED』(日本語版は『ネット社会を生きる10ヵ条』[ボイジャー])、『THROWING ROCKS AT THE GOOGLE BUS』、など多数執筆。『NEXT GENERATION BANK 次世代銀行は世界をこう変える』で「デジタル分散主義」という論考が翻訳されている。

堺屋 七左衛門  (サカイヤ シチザエモン)  (

大阪市生まれ、神戸市在住。大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士前期課程修了。日本翻訳者協会(JAT)会員、HON.jp(日本独立作家同盟)正会員。訳書『チームヒューマン』『ネット社会を生きる10ヵ条』(ボイジャー)、『ケヴィン・ケリー著作選集 1』(ポット出版、達人出版会)、『マニフェスト 本の未来』共訳(ボイジャー)など。

上記内容は本書刊行時のものです。