版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
教育立国 吉田啓人(著/文) - 講談社エディトリアル
..
【利用不可】

教育立国 (キョウイクリッコク)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
328ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86677-021-5   COPY
ISBN 13
9784866770215   COPY
ISBN 10h
4-86677-021-X   COPY
ISBN 10
486677021X   COPY
出版者記号
86677   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月31日
書店発売日
登録日
2019年3月29日
最終更新日
2019年3月30日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

「人づくり」は人間社会繁栄のための王道である。
著者は、松下幸之助の「人間大事」の哲学と「天地自然の理法」を、旧松下電器社員のキャリアと視点から丹念にくみ取り、これからの教育と社会の根底に置くべきと主張する。
江口克彦氏(PHP総合研究所元社長)も推薦の好著。

目次

【まえがき】 今、時代が必要としている松下幸之助氏の〝凡々たる〟教育
【序章】 私の人生の北極星
私の人間観と教育観
今、なぜ教育立国なのか
日本の教育をどう変革すべきか
人間社会に自然に備わる人づくりの仕組み
【第1章】 父と母 ── 個の自立
松下事業部制は普遍なり、企業経営の王道なり
松下幸之助の父性とは
現代社会と父性
父性復権への道
私の母性的社会基盤論
母性的社会基盤の今日的意義
母性的社会基盤論のまとめと具体像
自主独立の精神がなければ物事は成功しない
【第2章】 男と女 ── 個性の練磨
「失楽園」化する現代社会
男女関係は人間社会の基本原理
水平分業としての男女関係
価値体系としての男女関係
保守とリベラル、右翼と左翼、男性的思想と女性的思想
【第3章】 老と若 ── 価値観の成熟
教育とは価値観の伝達である
日本の伝統的価値観
年齢を重ねて学ぶ人生の様々な価値観
今後の家電産業のあるべき姿について
【終章】 「一億総活躍社会」を作るための松下幸之助の教え
人間中心の資本主義社会を目指して
「成熟した大人の関係」のすすめ
日本再生のための私の提言

著者プロフィール

吉田啓人  (ヨシダヒロト)  (著/文

吉田啓人(よしだ・ひろと)
1954年6月7日、岡山県に生まれる。1977年、岡山大学工学部電気工学科卒業。同年、松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)に入社。半導体部門に配属され、IC(半導体集積回路)事業部の工場技術での歩留(良品率)改善業務、海外事業部門での海外半導体メーカーとの提携・協業業務に主に従事する。1988年、松下電器創業70年記念の提言論文大会に、半導体事業の水平分業化を訴える論文を応募し金賞受賞(技術部門)。
2007年、松下電器を早期退職し、京都の病院の事務職に転職。2014年、京都の病院を定年退職。以後は地元岡山に帰り、子供食堂の運営などの市民活動に携わりながら、大手スーパーの早朝の品出しのパートや市役所の非常勤などに従事している。著書に『「失楽園」化する現代社会』(ウインかもがわ、2000年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。