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Medical Education for MR Vol.17 No.67 2017年秋号
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年9月12日
- 登録日
- 2017年9月6日
- 最終更新日
- 2017年12月6日
紹介
地域包括ケアから更なる地域共生社会の実現にむけて、医療を取り巻く環境は加速度的に変化しています。医療に関わる人々が学び、身につけなければならない知識も増えています。
本誌は、こうした医療の厳しい環境変化へ日々対応をせまられるMRが学ぶべき情報を、最新の医療関連制度、医療の倫理、DI関連情報等を中心に、17年間に渡り提供しつづけています。
MRの視点だけでなく、医薬品に関連する医療者、患者さんにとっても偏りのない“ニュートラルな視点”で編集した『製薬業界唯一のMR研修専門情報誌』です。
【本書の特長】
・1年4冊。3月・6月・9月・12月の各10日に発行
・トレーナーの皆さんの参考資料としても最適
・MRの継続教育に最適なアップ・トゥ・デイトの研修テーマを厳選
目次
●MRの倫理
医薬品アクセスと患者の権利
▶医薬品アクセスとは何か?
▶医療に向けられるコストと効率化の視点~費用対効果評価~
▶高額薬剤のアクセス制限
▶国民皆保険制度と医薬品アクセス
確認とまとめ
●医薬品情報
ポリファーマシーの問題点と対応策
▶ポリファーマシーとは何か?
▶なぜ高齢者で投与薬剤数が増えるのか?
▶高齢者への多剤処方の問題点
▶高齢者への医薬品適正使用の動き
▶ポリファーマシー問題の解決に向けて
確認とまとめ
●医薬概論
地域医療構想データマップ
▶地域の将来を知る「医療計画」と「地域医療構想」
▶地域医療構想ではここを見る
▶特徴的な医療提供体制を持つ地域の例
▶地域医療構想は“地域の医療提供体制の将来あるべき姿”を示すのか?
確認とまとめ
2018年度診療報酬・介護報酬同時改定を迎えるための基礎知識
▶変革目白押しの2018年
▶押さえておきたい基礎知識①【入院医療】
▶押さえておきたい基礎知識②【地域包括ケアシステム】
▶医療と介護の連携、地域包括ケアシステムの中のMR
確認とまとめ
前書きなど
【秋号のテーマとねらい】
今号のテーマは「データ」と「エビデンス」への視点です。
「医薬品アクセス」の問題では、患者さんに必要な薬が、必要な時に投与されることが保証され、同時に医療保険の運用に悪影響を及ぼさないための評価システムによるデータ分析の重要性を解説しました。
「ポリファーマシー」のテーマでは、薬剤有害事象が起こりやすい高齢者への投与について、各ガイドライン(エビデンス)に基づいた投与でも多剤投与になるリスクがあることを指摘しました。
「地域医療構想データマップ2017」は文字どおり、医療計画に集約される地域のあるべき医療の姿、具体的な医療提供体制についてデータをもとに読み解くためのツールです。
2018年春の同時改定は、前回改定後に蓄積された膨大な「データ」をもとにした「エビデンス」を実現するものと考えてみてはどうでしょうか。
上記内容は本書刊行時のものです。