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いつか死ぬから旅に出た
150カ国・13万㎞の自転車世界一周
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月11日
- 書店発売日
- 2022年6月11日
- 登録日
- 2022年4月28日
- 最終更新日
- 2022年6月4日
紹介
ある出来事をきっかけに、死の本質を理解した15歳の夏。
いかに生きるのか。
私が選んだのは、自転車世界一周の旅だった。
マラリアと腸チフスで死にかけ、寝床のテントが突風で吹き飛ばされ、ナタを持った強盗に襲われる。
……不格好な旅だった。
でも、何物にも代えがたい出会いがあった。
足かけ11年、人生をかけた旅のすべて
目次
【1回目の旅】オーストラリア一周・東南アジア縦断
オーストラリア──1カ国目でまさかの592日
東ティモール──誰も行かない国に呼ばれて
インドネシア──あまりに節安しすぎてふと我に返る
ラオス──気張らずに肩の力を抜いて旅したい
ベトナム──全力走行でひたすらご飯をおかわり
中国──入国の緊張をほぐす温かな言葉
【2回目の旅】シルクロード横断・ヨーロッパ周遊・アフリカ縦断
韓国──意外にも嫌なこと一つなく
中国──中国の父、母とカラオケに
カザフスタン──東洋から西洋へ世界が一変
キルギス──トラブル転じて銀河鉄道の夜
トルクメニスタン──真夜中のテントに訪問者
イラン──感謝と不満の繰り返し
トルコ──シルクロード横断の完成
ギリシャ──旅を終わりにしないための選択肢
アンドラ→スペイン──アフリカ走行に向けた下準備
モロッコ──アフリカ上陸もすぐに大失敗
西サハラ──サハラ砂漠は追い風に乗って
セネガル──心揺さぶられる抱擁と太鼓
ギニア──未舗装ルートと賄賂と忘れられぬ夜
シエラレオネ──内戦だった国、平和になった国
マリ→ベナン──幸せになれる日常のひとコマ
ナイジェリア──旅して変わる危険なイメージ
コンゴ共和国──マラリアと腸チフスで死にかける
ケニア──何もかも変わって旅も快適に
ルワンダ→ブルンジ──パンダの気持ちを知る人だかり
タンザニア──スワヒリ語の数字を覚える
ジンバブエ──経済崩壊が嘘のような街と人
ザンビア──同じ夢を選んだ仲間と一緒に
ボツワナ──うなる太もも 筋肉の祭典
ナミビア──アフリカ旅の終わりにしみじみ
南アフリカ──チャリの上にも三年で喜望峰
【3回目の旅】南北アメリカ大陸縦断
カナダ──ホームステイ先は理想の生活
アメリカ──外国人ではなくアメリカ人として
メキシコ──ナタを手にした強盗に襲われる
ベリーズ→ニカラグア──格差社会の果てには銃と鉄格子
エクアドル──4000mを超えた景色を知りたくて
ペルー──アンデス山脈を満喫できる峠越え
ボリビア──真っ白なウユニ塩湖を駆け抜けろ
チリ──風にテントが飛ばされ追いかけっこ
アルゼンチン──最南端のパン屋と上野山荘
チュニジア──100カ国達成で15歳の夢を完遂
アイルランド──約束だった2年の旅は譲れなくて
【4・5回目の旅】150カ国を目指して
版元から一言
根暗で人付き合いが苦手、しかも運動音痴(ご本人談)。
そんな“私”が世界一周の旅へ。
素晴らしい出会いや、数えきれないほどのトラブル、
そして明かされる、旅を志すきっかけとなった出来事。
世界一周を夢見る人、人生に悩んでいる人の背中を押してくれる一冊です
上記内容は本書刊行時のものです。