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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
運河堀川
四百年の歴史を語る
発行:海鳥社
四六判
256ページ
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年11月10日
- 書店発売日
- 2019年11月8日
- 登録日
- 2019年10月17日
- 最終更新日
- 2020年5月2日
紹介
初代福岡藩主・黒田長政が切り開き、日本の近代化産業を支えた運河・堀川の四百年の歴史を語る。元和7(1621)年、暴れ川として恐れられていた遠賀川(福岡県の筑豊地方から北九州市・中間市・遠賀郡を流れる一級河川)の流れを二分し、治水と用水・舟運を目的とした長政の堀川開削。遠賀川と洞海湾を結ぶ全長約12キロの工事が完了したのは、着工から実に184年目のことであった。槌や鏨で岩山を切り開いた苦難の道のりから、筑豊の石炭輸送の動脈として、日本の近代化産業を支えてきた堀川の全貌を辿る。
堀川運河は平成19年に経済産業省の「近代化産業遺産33」の一つに認定。
目次
第一章 堀川開通前の洞海湾
堀川と洞ノ海/黒田長政の堀川策定/港の発展/水害と飢饉/堀川工事再開
第二章 堀川開通と日本近代化
堀川開通/堀川開通余波/筑豊炭鉱の揺籃/明治新時代へ/日本の近代化と石炭/急速な発展
第三章 石炭産業の光と影
八幡製鐵所/伊藤傳右衛門/三好徳松/水害と遠賀川改修工事/戦争と炭鉱/堀川に咲いた文学サークル/公害・鉱害
第四章 堀川の生活と風土
人々の暮らし/川筋気質/堀川の氏神/堀川怪異譚/堀川流れ太鼓
終 章
上記内容は本書刊行時のものです。