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取材現場は地方に宿る 原 裕司(著/文) - リフレ出版/東京図書出版
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取材現場は地方に宿る (シュザイゲンバハチホウニヤドル) 新聞記者 封印40年の記憶

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四六判
縦193mm 横135mm
340ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86641-616-8   COPY
ISBN 13
9784866416168   COPY
ISBN 10h
4-86641-616-5   COPY
ISBN 10
4866416165   COPY
出版者記号
86641   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月2日
最終更新日
2023年3月2日
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紹介

連続幼女誘拐殺人事件を埼玉県警担当キャップとして取材した著者が、32年の沈黙を破って今語る真実とは。
40年の記者活動を通じて痛感するのは「取材現場は常に地方にある」ということだ。連続幼女誘拐殺人事件、阪神大震災、永山則夫、日高夫婦の死刑執行、国鉄の分割・民営化、奥尻島沖津波災害、曽我ひとみさん、小樽運河埋め立てなど、現場に入らない限り、真実は見えてこない。

目次

A 連続幼女誘拐殺人事件と現場取材
  ▼事件と現場▼行方不明▼三人目▼脱輪跡▼読売新聞の誤報
B 朝霞事件判決
  ▼判決報道▼謀議▼朝霞事件とは▼消極的だった地検▼判決
C 死刑執行再開の衝撃
  ▼死刑再開▼死刑制度▼後藤田の矛盾▼幻の単独会見▼欧州評議会
D 阪神大震災と現場の温度差
  ▼神戸へ▼現場の記者は▼何を書くか▼抜け落ちた神戸の状況▼新聞人の役目
E オウム事件と張り番
  ▼張り番▼続く捜索と搬出▼公安事件▼張り番とは
F 澤地とのやりとりと死去
  ▼病死▼生い立ち▼面会▼上告取り下げ▼手紙▼恩赦も
G 安田弁護士はなぜ逮捕されたのか
  ▼突然の逮捕▼リーク▼人権派の敵▼良識あるジャーナリストの不在
H 北炭夕張新鉱事故と日高夫婦の死刑執行
  ▼事故から二十年▼夕張▼日高夫婦▼控訴取り下げ
I 永山則夫の処刑と散骨
  ▼散骨▼執行の衝撃▼揺れた判決▼網走生まれ▼届かなかった手紙▼通夜
J 国鉄分割・民営化と音威子府
  ▼音威子府▼四党合意問題▼国労大会▼再訪▼分割・民営化の正体▼何が問題か
K 奥尻島津波
  ▼連載企画▼奥尻へ▼取材メモ▼さらに取材▼原稿書き
L 非接触事故
  ▼交通事故▼道交法違反の文字消える▼質問状▼目撃情報▼判決
M 伊香保温泉とヤクザ
  ▼怒鳴り声▼やりとり▼疑問▼裁判▼裁判に勝訴
N 渋川市の老人ホーム火災
  ▼深夜の火災▼名簿入手と予定稿▼行政のお粗末さ
O ほくほく線
  ▼最後の乗車▼歴史▼越後湯沢駅と直江津駅▼経営分離
P 草加市議会と市長
  ▼地方議会の現場▼元助役▼木下落選
Q 総選挙の当打ちと復活当選
  ▼落選は書けない▼当打ち▼開票所取材も▼復活当選
R ジェンキンスさん死去と曽我ひとみさん
  ▼真夜中の電話▼人柄▼佐渡ルール▼曽我さんの素顔
S 小樽運河と横路知事
  ▼クイ打ち▼その歴史▼道路建設▼反対の声▼小樽市議会▼革新道政の誕生▼企画展
T 社会党「山が動いた」
  ▼抗議▼地方にヒントが▼「だれでも勝てる」▼辞退▼選挙戦

著者プロフィール

原 裕司  (ハラユウジ)  (著/文

記録作家 ジャーナリスト 元朝日新聞記者
東京都世田谷区生まれ。早稲田大学商学部卒業。北海道新聞記者を経て朝日新聞記者。2021年8月に退社し現在はフリーランス。
著書に『今田勇子 VS. 警察 連続幼女誘拐殺人事件』(三一書房、ペンネーム)、『現代人災黒書 巨大事故の捜査とジャーナリズム』(三一書房、ペンネーム)、『殺されるために生きるということ』(現代人文社)、『極刑を恐れし汝の名は』(洋泉社)、『なぜ「死刑」は隠されるのか』(宝島社新書)、『ドサ回り記者の泣き笑い日記』(恒友出版、ペンネーム)など。

上記内容は本書刊行時のものです。